舞台挨拶に立った清野菜名ら

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 女優の清野菜名が単独初主演を飾った映画「東京無国籍少女」が7月25日、全国11スクリーンで封切られ、清野をはじめ共演の田中日奈子、吉永アユリ、花影香音、押井守監督が東京・新宿バルト9での舞台挨拶に立った。

 この日は清野の初主演を祝福し、花束がサプライズプレゼントされた。押井監督からセグウェイも贈られ、清野は「うれしい! いっぱい乗ります!」と大喜び。さらに押井監督が「最初に主演をやってもらった人というのは、何となく一生付きまとう。またやりましょう」とねぎらいの言葉をかけると、清野も「撮影の最中から監督の魅力に引き込まれていって、また別の作品でご一緒できたらと思っていました。これからもよろしくお願いいたします」と応じていた。

 清野は、「自分のなかでのプレッシャーや不安はありましたが、監督やスタッフ、キャストの皆さんに支えられて最後まで演じ切ることができたなと思います」と感無量の面持ち。そして、客席に「この映画は私にとっての宝物になりました。皆さんの心の中にも、一生残り続ける映画になってくれることを願っています」と真摯に呼びかけていた。

 また撮影を振り返り、「監督とふたりで役について、シーンが変わるごとに細かいことまで確認し合ったりとか、そういう会話ができるのは今回の立場の特権なのかなと感じました」とニッコリ。映画のラスト15分では、初挑戦のガンアクションを含む殺陣を披露しており、「アクションは、完成して見た時は自分でもびっくりしました。かっこいいなと思っちゃいましたね」と出来栄えに胸を張った。

 今作では過度な暴力とセクシャルなシーンを描いた押井監督だが、「基本的に暴力と縁が切れたことはないんです。アニメ・実写問わず必ず暴力描写が出てくるので、そういう意味では暴力映画監督のつもりだったんですけど、意外にやっていないことがたくさんあった。刃物で刺すとか、血が飛び散るとか」と説明。自身は「血が大嫌いで、蚊に食われたくらいで大騒ぎする」そうだが、撮影では「バケツ何杯分も血をばらまいていて、やっている間はネジが外れて、やり始めると止まらなくなった。意外に楽しかったので、これからもやろうかな。監督を35年くらいやっていると、やり残した部分が出てきて、そこの部分はそろそろやりたい」と意欲をのぞかせていた。