東京国際映画祭で特集上映が決まった
「機動戦士ガンダム」 (C)創通・サンライズ

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 10月開催の第28回東京国際映画祭で「機動戦士ガンダム」の特集上映が行われることが明らかになった。テレビアニメや劇場公開作品、スクリーン上映されることが稀な短編作品など数十本を上映する。

 今年で28回目を迎える東京国際映画祭は、会期を例年よりも長く10日間に延長し、フェスティバルエリアも拡大。より多くの人に足を運んでもらうべく様々なイベントを企画しており、昨年開催されて好評を博した「庵野秀明の世界」に続くアニメーション企画として、「機動戦士ガンダム」の特集上映開催を決めた。

 富野喜幸(現・富野由悠季)監督が生み出した「機動戦士ガンダム」は、1979年に第1作のテレビシリーズが放送され、80年に発売されたガンプラ(ガンダムのプラモデル)、81年から公開された劇場版3部作が大ヒットし、社会現象化。リアリティあふれる近未来のSF設定や、モビルスーツと呼ばれる人型兵器の戦闘シーン、戦時下における重層的な人間ドラマが多くのファンを魅了し、それまでのロボットアニメのイメージを一新した。現在にいたるまで新作が作り続けられており、「パシフィック・リム」のギレルモ・デル・トロ監督ら多くのクリエイターが影響を受けたと公言している。

 日本独自のコンテンツや風習が注目を集める昨今、日本が世界に誇るロボットアニメーションの中でも文字通り金字塔と言える作品であり、日本人の未来観・宇宙観に多大な影響を与えたガンダムシリーズを特集上映することで、日本文化の多様性を世界に発信し、日本の複合的な魅力を世界に広めていく。

 上映作品タイトルや詳細については順次発表。初の大規模上映にふさわしく、草創期から最新作までのクリエイターの登壇など、映画祭ならではのイベントも企画されている。

 第28回東京国際映画祭は10月22〜31日に開催。