名機復活「ミニiPhone」になった新iPod touchのスゴイところ 一部機能はiPhone 6/6 Plus以上

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7月16日(日本時間)、Appleは突如新型「iPod touch」を発表した。
2012年秋に発売した前モデルから、おおよそ3年ぶりのリニューアルとなる。
iPod touchは第6世代となった。

筆者宅には、2012年発売のiPod touch、2014年発売のiPhone 6 Plusがあるのが、それらと比較しても、新iPod touchは、「超欲しい!」と思わせるアイテムだ。

第6世代の新iPod touchは、いったいどこが進化したのだろうか。

●ボディはそのままだが注意点も
まず気になるのが、本体の大きさや重さである。
・大きさ:高さ123.4mm x 幅58.6mm x 厚さ6.1mm
・重さ:約88g
・ディスプレイサイズ:約4インチ

となっている。

これらの数値は、前モデルとなる第5世代iPod touchと一致している。恐らくケース類も前機種と同じものがそのまま使えると思われる。
つまり、新型iPod touchを購入しても、「ケースが選べない、困った!」ということには、ならなさそうである。

しかし、注意点が2つある。
まず、カメラ部。
新iPod touchは、カメラの性能が向上しているが、若干、カメラレンズが本体より飛び出しているのだ。しかし、飛び出している部分はわずかなため、それほど問題とはならないだろう。

もう1つは、第5世代の旧iPod touchには存在した「ストラップ用ループ」が廃止されていることだ。
旧iPod touch用のケースで、「純正ストラップがそのまま使えます」と記載があった場合、背面の一部がむき出しになってしまう可能性があるので注意しよう。


写真中央部の丸い部分が廃止されたストラップ用ループ(写真は第5世代iPod touchです)

●パワーアップして、さらなる名機となった
ボディは第5世代の旧iPod touchとかわらないことがわかった。
では、中身はどうだろう。

気になる中身は、まさに別物。「ミニiPhone 6」とも言えるレベルにまでパワーアップした。
具体的にどのぐらい進化したのだろうか。
・チップセット … 前モデルがiPhone 4sと同等だったが、今回はiPhone 6クラスのチップセットになり、グラフィック性能は10倍となった
・カメラ … こちらも500万画素から800万画素へと引き上げられた上、スローモーション(120fps)撮影にも対応
・Wi-Fi … 最新の11acに対応し、より高速なダウンロードが可能となった
・Bluetooth … 最新のBluetooth 4.1に対応。これはiPhone 6/6 PlusのBluetooth 4.0より新しい規格

と、大幅なパワーアップだ。BluetoothにいたってはiPhone 6よりも向上していたのだ。

しかも、これだけパワーアップしつつも、重さは88gと旧モデルと同じ重さをキープしているのが素晴らしい。
またバッテリーも、高速充電に対応しているほか、音楽再生40時間と十分なレベルとなっている。


このサイズ感でiPhone 6と同等の性能を持っているのは見逃せない(写真は第5世代iPod touchです)

●iOS 9へのアップデートも楽しみ、もうもっさりと言わせない
実は、第5世代の旧iPod touchは、iOS8にアップデート以降は、快適とは言えない動作となっていた。
文字入力や、インターネットなども、動作が引っかかることが多く、いわゆる「もっさり」感のある状態だったのだ。
これは最新のOSに対してハードが追い付いていないことを指している。

しかし、iPhone 6相当にまで高性能化された第6世代iPod touchは、当然ながら「サクサク」となるのは間違いないだろう。

秋に配信される予定の最新OS「iOS 9」にアップデートしても、快適に動作することが期待できる。

●買うなら32GBや64GBモデルを!
新型iPod touchには、容量別に4モデル用意されている。
・16GBモデル … 2万4800円(税別)
・32GBモデル … 2万9800円(税別)
・64GBモデル … 3万6800円(税別)
・128GBモデル … 4万8800円(税別)(Apple Online Storeと直営店のApple Storeでのみ販売)

購入するならば、32GBモデルか64GBモデルをオススメしたい。
実はiOSというのは本体の容量を意外と使う。
16GBモデルが購入時点で実際に使える容量は12GB程度となるだろう。
そこに音楽やゲーム、写真を入れていくと、すぐに容量が足りなくなってしまう。

現在は、「Apple Music」もスタートし、音楽のダウンロードも本体内にできるため、ストレージ容量は多いにこしたことはない。すくなくとも、32GBモデルか、音楽や動画をさらに多く持ち運びたい人は、64GBモデルが欲しいところだ。

Wi-Fi版iPhoneのようにも使えて、コンパクトかつパワフルな新型iPod touchは、間違いなく名機と言える。
久々に迷ったなら買いと言えるアップル製品になっていると言ってもよいだろう。

iPod touch|Apple
布施 繁樹