突如増えたFacebookのレインボー ただの流行にしてはいけない本来の意味と使い方

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ここ数日、Facebook上でユーザーアイコンを虹色(レインボー)にする人が非常に増えている。
筆者の友人も、IT系を中心にレインボーアイコンを採用する人が増えている。

どうして、レインボーアイコンにするのか? その意味を知っておく必要がある。

●発祥は米国の「同性同士の結婚を認める」判決
実はこのレインボーアイコンはもともと「レインボーフラッグ」と呼ばれ、40年ほどの歴史があるものだった。

「レインボーフラッグ」は、1970年代から使われ始めた。
レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー (LGBT) の尊厳と LGBTの社会運動を象徴する旗となっている。

今回、Facebookでレインボーアイコンが使われるようになった理由は、米国の連邦最高裁判所にて出された「アメリカで同性同士の結婚をするのは憲法上の権利である」と、全州にて同性婚を認める判決だ。
これを祝福して、Facebookでもアイコンをワンクリックでレインボーアイコンにする機能が追加されたというわけだ。

●変更も戻すのも簡単
Facebookアイコンをレインボー化する方法は簡単で、設定用ページにて「プロフィール写真に設定」をクリックするだけ。
すると自動的にFacebookアイコンはレインボーになる。
なお、元に戻す方法は、Facebook設定のプロフィール写真の変更より、レインボー化される前の写真を選択するだけだ。

LGBTの支援や、先の米国における全州での同性婚を認める判決に賛同する意思を表明するためにレインボー化したい人は参考にしてほしい。

●アイス・バケツ・チャレンジと同じような広がり方も
したがって、今回のアイコンをレインボー化する意味は、「アメリカで同性同士の結婚が認められたことを祝福しています」という意思表示だといってもいいだろう。

しかし、SNS上では、本来の意味が正しく伝わらないまま拡散することも多い。
たとえば、
昨年SNSで流行った「アイス・バケツ・チャレンジ」も記憶に新しい。
アイス・バケツ・チャレンジは、「慈善運動のための資金調達の方法として氷水をかぶる」ものだが、一部ではバケツで水をかぶる映像の面白さだけが注目、流行した側面も少なからずあった。

今回のFacebookレインボーでも「みんなやっているから」「オシャレだから」という理由でアイコンをレインボー化している人もいるかもしれない。

しかし、「どうしてレインボー化するのか」「レインボー化できる機能が追加されたのか」を考えてみることは、とても大切なことなのだ。

Facebookレインボー変更設定
布施 繁樹