シンガーソングライターのAnton Newcombe氏が、Apple Musicの3ヶ月無料トライアル期間に関して、アップルが同氏にロイヤリティーを支払わないことに同意しない限り、iTunesから楽曲を削除するとアップルから伝えられたことを暴露し、ネット上で話題となっています。

脅しを受けたとTwitterで主張


Anton Newcombe氏によれば、同氏の楽曲をApple Musicでユーザーに対して無料配信する3ヶ月間、アップルはロイヤリティを支払わない旨を伝えてきたそうです。
 
Newcombe氏が断ると、アップルは、受け入れないのであれば、同氏の楽曲をiTunesから削除すると通告してきたとのことです。
 
Newcombe氏は、「世界で最も大きな企業が私の作品を使って3ヶ月間金儲けをするが、私には1銭も支払われない。断れば排除される」とTwitterで怒りをあらわにし、アップルのことを「悪魔的企業」と形容しています。
 

(@APPLEOFFIClAL ) said "we'll take your music off itunes. hard ball? fuck these satanic corporations

- antonnewcombe (@antonnewcombe) 2015, 6月 17

アップルは反論

この問題に対し、アップルは音楽系メディアのRolling Stoneで、アップルの申し出を受け入れないからといってアーティストの音楽をiTunesから削除するぞ、と脅したことはないし、削除するつもりもないと反論しました。
 
アップルは、3ヶ月の無料期間が経過した後は、71.5%のロイヤリティーをアメリカ国内のレーベルに支払うことを明らかにしていますが、小規模レーベルにとって、3ヶ月間ロイヤリティーが支払われないことは死活問題です。ニュースサイトMac Rumorsによれば、こういった通告に対し、レーベルから不満が続出しているそうです。
 
真相は闇のなかですが、インディーズ・アーティストにとっては悠長に構えて入られない事態であることは間違いなさそうですね。
 
 
Source:Mac Rumors,Twitter
(kihachi)