劇中バンドの「レボリューションQ」 (C)「ラブ&ピース」製作委員会

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 長谷川博己が主演した園子温監督作「ラブ&ピース」の本編映像の一部が、このほど公開された。長谷川扮するうだつのあがらないサラリーマン・鈴木良一が、ロックミュージシャンになる夢を再び追いかけ始め、ライブで劇中歌「ラブ&ピース」を披露する様子を収めている。

 2015年、オリンピック開催に向け活気づく東京。恋心を抱く同僚・寺島裕子と話すことも出来ずにくすぶる良一は、ある日、デパートの屋上で1匹のミドリガメと出会い、「ピカドン」と名付けて飼い始める。しかし、良一はピカドンを下水道に流してしまい、そこから良一の人生が変わり始める。

 映像は、「レボリューションQ」というバンドを結成した良一が、麻生久美子演じる裕子らにライブチケットを手渡す場面からスタート。らんらんとした目つきで「ボーカルです。俺、ワイルド・リョウっていいます。今日から」と宣言するも、同僚に後ろ指さされ笑われてしまう。それでも練習を重ねた末、本番では観客を熱狂させ、称賛を勝ち取る良一。最後には、玉のような汗を額に浮かべながら、裕子に「今日は、来てくれてありがとう」と感謝を述べるひと幕を切り取っている。

 「ラブ&ピース」は、園監督が25年前から脚本を準備していたオリジナル作で、愛をテーマに描き、初めて特撮を用いて製作。長谷川と麻生のほか、西田敏行、渋川清彦、奥野瑛太、マキタスポーツ、深水元基、手塚とおる、水道橋博士、真野恵里菜、波岡一喜、神楽坂恵、松田美由紀らが出演する。6月27日から東京・TOHOシネマズ新宿ほか全国で公開。