“幼なじみ婚急増”特集に反響「ニヤニヤしちゃう」「二次元が現実に」。

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6月16日に放送された朝の情報番組「ZIP!」(日本テレビ系)で、幼なじみ同士が結婚する“幼なじみ婚”が特集され、ネットで反響を呼んでいる。Yahoo!リアルタイム検索「話題なう」でも、キーワードランキング1位に立った。

子どもの頃から近所同士で仲が良く、思春期に一時的に距離を置くも、やがて長年抱いてきた特別な感情が恋だと気が付く――。そんなステレオタイプ的な幼なじみとの恋愛は、古くからマンガやアニメなどでも描かれてきた。しかし、同番組によると、そうした幼なじみ同士による恋愛、そして結婚が最近急増しているのだという。

番組が20〜30代の夫婦に街で声を掛けたところ、50組中7組が“幼なじみ婚”だったことが判明。併せて40〜50代の夫婦にも同様に声を掛けると50組中1組だったことから、「“幼なじみ婚”は若い世代に増えている」と結論づけた。

では、なぜ最近“幼なじみ婚”は増えているのだろうか。実際に結婚に至った夫婦に話を聞くと、TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアで再会したとのエピソードが続々と語られた。番組はSNSの普及により同窓会ブームが起き、そこから“幼なじみ婚”も増えたと推測している。

また、実際に“幼なじみ婚”をしたカップルにも直撃。その仲睦まじい雰囲気と、昔を知っているからこその安心感が画面からもヒシヒシと伝えられ、VTRを見ていたスタジオの面々も皆一様に憧憬の念を抱いていた。

それは、番組を見ていたネットユーザーたちも同じだったようで、Twitterなどでは「羨ましすぎる」「ニヤニヤしちゃうな(笑)」「良い風吹いてきたな。幼なじみいないけど」「ギャルゲーの世界が現実に」「あれ、どっちが二次元かわからなくなってきたぞ」といった声のほか、自身が好きな、幼なじみエピソードが出てくるマンガやゲームになぞらえた感想をツイートする人たちも。

ただ、番組では中学生の同級生が一度離れ、大人になって再会して恋愛・結婚に発展というパターンも含めて“幼なじみ”としていたことに違和感を覚える人も少なくないようで、「オレの知ってる幼なじみと違う」「幼なじみってもっと小さい頃から仲が良くて、みたいのじゃないの?」といったツッコミも出ているようだ。

ちなみに、言葉の定義としては、デジタル大辞泉によると「子供のころに親しくしていたこと。また、その人」とのことだ。