荒野を走るギガホース(上)とウォー・タンク(下) (c)2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED

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 ジョージ・ミラー監督によるアクションシリーズ第4弾「マッドマックス 怒りのデス・ロード」で、映画のもうひとつの主人公ともいえる数々の車に焦点を当てた特別映像が公開された。

 荒野を疾走する奇抜なデザインの車が次々と登場するなか、ミラー監督が「本作では、崇拝の印に“V8”サインをする」と語る。V8は、V型8気筒エンジンのこと。これを搭載することで車の加速度を爆発的に上げることができる。ミラー監督の言葉を受け、美術担当のコリン・ギブソンは「車は権力の象徴だ」と続け「この世界では、V8エンジンと銃を手に入れたら命が延びる」と本作の世界観を説明。「横転や衝突、銃撃戦を実際に描くため、合計130台の車を作った」と明かす。

 続いて、女戦士フュリオサ役のシャーリーズ・セロンが「全編がカーチェイスなの」、主人公マックス役のトム・ハーディが「車が凝っていた。それぞれの車にはっきり特徴がある」と語るなか、マックスの愛車“インターセプター”、荒野の支配者イモータン・ジョー(ヒュー・キース=バーン)の操る装甲車“ギガホース”、フュリオサが乗る巨大な“ウォー・タンク”などが紹介される。

 ミラー監督は、ギガホースについて「車両は運転する人物を反映する。この映画ではギガホースが“玉座”になるんだ。だから特大でないといけない」、ギブソンも「権力を誇示するように2台重ねなんだ」と解説。イモータン・ジョー役のキース=バーンは、「あの車が近づくと、ごう音がものすごいんだ」と興奮気味に語る。

 そのほか、「人間の次に重要なキャラクター。できる限りかっこよくデザインした」とスタッフ陣が語る“ウォー・タンク”、巨大スピーカーを搭載した“ドラム・ワゴン”などが登場。メイキング映像を絡め、激しいカーアクションが満載の迫力あふれる映像で各車両の魅力に迫る内容となっている。

 「マッドマックス 怒りのデス・ロード」は、6月20日から全国公開。水も資源も枯渇しかけた近未来の荒野を舞台に、孤高の元警官マックス(ハーディ)と、狂気の独裁者イモータン・ジョー(キース=バーン)の死闘を描く。