ワイモバイル「Surface 3 (4G LTE)」向け980円プランは、通信料が4000円以上になる可能性がある?
ソフトバンクグループのワイモバイルは、6月19日発売予定の「Surface 3 (4G LTE)」向けに低料金プランを投入すると発表した。月額980円(税別)で利用でき、月々の利用料金を格安SIMレベルまで下げる効果が期待できる。
しかし、そのキャンペーンには高額請求されてしまう可能性があったのだ。
●3年間は月額980円だが快適モード必須
キャンペーンの内容は
月額基本使用料980円(4年目以降:2,480円)
というシンプルなものだ。
4年目以降の月額料金は上がってしまうものの、最初の3年間は格安SIMと遜色ない価格で利用できるので、お得感がある。
しかし、注意書きに注目したい。
※ 月間データ通信量は1GBとなります。
※ Surface 3 (4G LTE)ご購入と同時にスマホプランSご加入でタブレット割引適用時の料金となります。
※ 快適モード(上限回数6回以上設定)への加入が必須となります。
※ ご契約後にプラン変更を実施した場合、本キャンペーン割引の適用は対象外となり、通常料金(3,980円)の適用となります。
※ 端末代金は含まれません。
内容は1行なのに対して、※(注釈)は5つと、なかなか、要注意な量となっている。
特に注目しないといけないのは、
※ 快適モード(上限回数6回以上設定)への加入が必須となります。
の部分である。
そもそも快適モードとはなんなのだろうか。
●快適モードは、1GBを超過すると500MBごとに課金されるシステムだった
「快適モード」は、利用可能なデータ量を使いきったあと、自動課金して、高速データ通信のまま利用できるサービスなのだ。
「快適モード」は高速データ通信量を購入するシステムだ
具体的には、今回のキャンペーンとなる980円プランでは、
1,月間1GBまでの高速データ通信が利用できる。
2.1GBを超過すると月末までは128kbpsに速度が落ちる
128kbpsは、PHSなみの速度なので、パソコンで使うには大変厳しい速度だ。
となる。
そこで、この問題を解決するために用意されたのが「快適モード」というサービスだ。
3,1GBを使い切ると「快適モード」に移行する
内容は、500MB分の高速データ通信を500円で販売して高速通信を維持する
さらにキャンペーンの注釈には「6回以上設定」と書いてある。
つまり、最低でも6回分の「快適モード」が自動で適用されてしまう可能性があるということだ。
「Surface 3 (4G LTE)」は機種代金を除く980円で月間1GBまで利用できるが、仮に動画視聴などを行った場合は、
基本料金 980円(税別)
快適モード6回 500円×6回=3,000円(税別)
合計3,980円課金されてしまう可能性があるということになる。
しかも3,980円で使えるデータ量は、基本料金の1GB+快適モード6回分の3GBで、合計4GBとまりとなる。
もし月間通信量を4GB以上使う可能性があるのであれば、7GBまで利用できるスマホプランL(キャンペーン時月額3,696円:税別)に加入するべきだろう。
さらに、プラン変更をした場合は、3980円(税別)となるそうなので、ますます選びにくいキャンペーンとも言える。
安価な料金で使える、使いきったら遅くなる、まではいい。
そこから先の、「料金増えますよ」は、利用者の精神衛生上、今回のキャンペーンはどうなのだろうかと思う。
安価な料金でSurface 3を維持したいと考えている人は、注釈には十分注意するべきだ。
・Surface 3|ワイモバイル
・快適モード/制限モード|ワイモバイル
布施 繁樹
しかし、そのキャンペーンには高額請求されてしまう可能性があったのだ。
●3年間は月額980円だが快適モード必須
キャンペーンの内容は
月額基本使用料980円(4年目以降:2,480円)
というシンプルなものだ。
4年目以降の月額料金は上がってしまうものの、最初の3年間は格安SIMと遜色ない価格で利用できるので、お得感がある。
しかし、注意書きに注目したい。
※ 月間データ通信量は1GBとなります。
※ Surface 3 (4G LTE)ご購入と同時にスマホプランSご加入でタブレット割引適用時の料金となります。
※ 快適モード(上限回数6回以上設定)への加入が必須となります。
※ ご契約後にプラン変更を実施した場合、本キャンペーン割引の適用は対象外となり、通常料金(3,980円)の適用となります。
※ 端末代金は含まれません。
内容は1行なのに対して、※(注釈)は5つと、なかなか、要注意な量となっている。
特に注目しないといけないのは、
※ 快適モード(上限回数6回以上設定)への加入が必須となります。
の部分である。
そもそも快適モードとはなんなのだろうか。
●快適モードは、1GBを超過すると500MBごとに課金されるシステムだった
「快適モード」は、利用可能なデータ量を使いきったあと、自動課金して、高速データ通信のまま利用できるサービスなのだ。
「快適モード」は高速データ通信量を購入するシステムだ
具体的には、今回のキャンペーンとなる980円プランでは、
1,月間1GBまでの高速データ通信が利用できる。
2.1GBを超過すると月末までは128kbpsに速度が落ちる
128kbpsは、PHSなみの速度なので、パソコンで使うには大変厳しい速度だ。
となる。
そこで、この問題を解決するために用意されたのが「快適モード」というサービスだ。
3,1GBを使い切ると「快適モード」に移行する
内容は、500MB分の高速データ通信を500円で販売して高速通信を維持する
さらにキャンペーンの注釈には「6回以上設定」と書いてある。
つまり、最低でも6回分の「快適モード」が自動で適用されてしまう可能性があるということだ。
「Surface 3 (4G LTE)」は機種代金を除く980円で月間1GBまで利用できるが、仮に動画視聴などを行った場合は、
基本料金 980円(税別)
快適モード6回 500円×6回=3,000円(税別)
合計3,980円課金されてしまう可能性があるということになる。
しかも3,980円で使えるデータ量は、基本料金の1GB+快適モード6回分の3GBで、合計4GBとまりとなる。
もし月間通信量を4GB以上使う可能性があるのであれば、7GBまで利用できるスマホプランL(キャンペーン時月額3,696円:税別)に加入するべきだろう。
さらに、プラン変更をした場合は、3980円(税別)となるそうなので、ますます選びにくいキャンペーンとも言える。
安価な料金で使える、使いきったら遅くなる、まではいい。
そこから先の、「料金増えますよ」は、利用者の精神衛生上、今回のキャンペーンはどうなのだろうかと思う。
安価な料金でSurface 3を維持したいと考えている人は、注釈には十分注意するべきだ。
・Surface 3|ワイモバイル
・快適モード/制限モード|ワイモバイル
布施 繁樹