ハイネケンと誘拐犯の攻防の行きつく先は? (c) Sofie Silberman 2014 (c) Ben Rothstein 2014

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 アンソニー・ホプキンス主演のサスペンスミステリー「ハイネケン誘拐の代償」で、誘拐犯に連れ去られた大富豪フレディ・ハイネケン(ホプキンス)と誘拐犯の緊迫の駆け引きをとらえた特別映像が、このほど公開された。

 1983年にオランダ・アムステルダムで実際に起こった世界的なビール会社「ハイネケン」の経営者誘拐事件の真相を追った、エミー賞受賞の犯罪ジャーナリスト、ピーター・R・デ・ブリーズのベストセラーを映画化。世界屈指の大富豪ハイネケンが、犯罪経験のない幼なじみ5人組に誘拐され、巨額の身代金が要求された同事件では、当時奪われた身代金の大半の行方が解明されていない。ホプキンスが一筋縄ではいかないハイネケンを威圧感たっぷりに演じるほか、「鑑定士と顔のない依頼人」(2013)のジム・スタージェスや、「アバター」(09)のサム・ワーシントンらが顔をそろえ、いまだ多くの謎を残す事件の真相に迫る。

 今回公開された映像は、身代金の支払い期限を迎えながら、いまだ支払われないことにしびれを切らした誘拐犯グループのリーダー、コル(ジム・スタージェス)とヴィレム(サム・ワーシントン)が、ハイネケンが監禁されている部屋を訪れるシーンから始まる。2人は、「身代金支払い期限は昨晩までで、“払わなければ殺す”と会社には伝えてある」と声を荒げハイネケンをどう喝。予想外の事態にハイネケンは「冗談だろう?」と焦りを見せるも、次第に「何かの行き違いだ。ボスは私だ、みんなどうかしている! 全員クビだ!」と怒りをあらわにし、最終的にはコルたちに向かって「お前たちもクビだ」と言い放つ。およそ誘拐された身とは思えない強気な態度を見せるハイネケンに動揺しつつも、コルたちが「解放後は決して警察に協力しないと保証しろ」と言いよったところ、ハイネケンは「いいとも。それがゲームのルールだ」と言って不気味にほほ笑む。誘拐犯たちを自分のペースに巻き込む、ハイネケンの老かいさと強心臓ぶりをうかがえる内容だ。

 「ハイネケン誘拐の代償」は6月13日から全国公開。