ロックミュージシャン役に初挑戦した長谷川博己 (C)「ラブ&ピース」製作委員会

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 長谷川博己が主演した園子温監督作「ラブ&ピース」の場面写真を、映画.comが独占入手した。ロックミュージシャン役に初挑戦した長谷川が、ライダースジャケットをまとったパンクスタイルでマイクを握る姿を切り取っている。

 ミュージシャンになる夢に破れくすぶるサラリーマン・鈴木良一。うだつのあがらない日々を過ごしていたが、ある日、デパートの屋上で1匹のミドリガメと出会い、「ピカドン」と名付けて飼い始める。そこから、良一の人生は大きく変わり始める。場面写真ではそのほか、再びミュージシャンの夢を追いかけはじめた良一が、ギターを携えながら手を振る様子や、全身を使ってシャウトする姿を映し出している。

 園監督は、そんな良一について「鬱屈してくすぶっている主人公は、職場での待遇や四畳半の部屋の様子を含めて、1990年に脚本を書いていたころの僕自身です」と、自身を投影していることを説明。長谷川も、「過酷な撮影は、2度と園監督作品には出たくない! と思わされました」と吐露する一方で、「やはりやってよかった! また新たな一面を引き出していただいた」と園監督への信頼を明かしている。

 「ラブ&ピース」は、園監督が25年前から脚本を準備していたオリジナル作。これまでの園ワールドから一線を画す「血が出ない、誰も死なない、エロくない」という内容に加え、初めて特撮を用いて製作した。6月27日から東京・TOHOシネマズ新宿ほか全国で公開。