城咲仁の“かつてのプライド”を見抜いた坂上忍

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“年収1億円のカリスマホスト”という触れ込みで2005年、鳴り物入りで芸能界デビュー。その後はタレントとしてブレイクしていた城咲仁だが、ここ数年は彼の姿をバラエティ番組などで見かけることが無くなった。芸能界にデビューしたその日から仕事があり、下積み経験がないまま人気タレントとなった城咲は、なぜ突然テレビの世界から消えたのだろうか。

6月8日放送の『白熱ライブ ビビット』(TBS系)では、ヒロミやオリエンタルラジオのように今年の“再ブレイク候補”として城咲仁にスポットを当て密着取材を行った。

芸能界屈指の料理好きとして知られていた城咲は、これまで雑穀マイスター、薬膳インストラクター、ジュニア・スーパーフードマイスターの資格を取得。現在はテレビショッピングのカリスマプレゼンターとして活躍している。資格を活かして商品の開発にも携わるなど、忙しい日々を送っているようだ。

ネット上で噂になっている“芸能界を干された”という件について、城咲はこう説明する。あるドラマの仕事が決まり、バラエティ番組を全部断って集中することとなった。しかし台本が届き翌週には顔合せとなる段階で、突然オファーがキャンセルされたという。それ以降、テレビの仕事さえも来なくなったそうだ。

だが今でも、城咲は役者の世界で生きていきたいと切に願っている。この思いが強固になったきっかけは2013年8月、坂上忍が脚本・演出する舞台に出演したことだった。面接で坂上から「お前、本当に役者やりたいの?」「どんなことやりたいの? わかった、じゃあまた」と言われ、彼は不合格になったと思ったが、予想に反して出演が決まった。しかし、最初の本読みの段階から坂上に厳しい叱責を浴びせられる。

「お前、演技し過ぎ。何それ?」と坂上。しかも出演者らの目の前で、「何もできねぇこと、認めろ。仕事ねぇだろ、お前!」「だったら、どうするんだ? 認めろ、お前は何もできねぇんだよ」と城咲は容赦無いダメ出しを受ける。ホスト時代の名声を武器に芸能界入りして人気を得た彼に対して、坂上は彼がいつまでもそのプライドを背負っていることを見抜いていた。それが何の役にも立たないことを気づかせ、一から芝居を叩き込んだのである。

2014年4月3日のブログ『gracias』で、城咲は“恩師、坂上忍さんと”と題して一昨年出演した舞台を振り返っている。「自分の実力不足や、芝居に対する取り組み方の間違いなどを気づかせてくれてた、本当に感謝をしきれない芝居の恩師」と綴り、まだまだたくさんのことを学びたいと思っているそうだ。城咲仁はまだ37歳である。人生経験も積んだ努力家の彼が、今後さらなる精進を重ね役者として花開くことを期待したい。
(TechinsightJapan編集部 みやび)