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(台北 8日 中央社)衛生福利部(衛生省)食品薬物管理署は、39元均一ショップ「ダイソー」を展開する台湾大創百貨によって日本から輸入したコーヒー計2008キロが、輸入禁止地域に指定されている群馬で製造されていたとして商品を差し押さえたと発表した。市場への流出はない。

台湾では福島第1原発事故の発生以降、福島、茨城、栃木、群馬、千葉で生産、製造された食品の輸入を禁止している。同社は今年3月にも輸入禁止地域からの食品を産地表示を偽装した上で販売していた。衛生福利部によると、今回見つかったコーヒーも、滋賀産と偽って輸入しようとしたという。

問題の商品は返品または廃棄処分される。

(陳清芳/編集:齊藤啓介)