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馬事振興寄付失敗!

日曜日は珍しくも競馬場におりました。昔はそれこそ毎週土日を競馬場で過ごしたものですが、PAT導入によって自宅で馬券を買えるようになるとめっきり足も遠のき、最近は大レースでも自宅で観戦するように。買わずに見るだけということも多くなりました。それが今年は謎の相撲ゲーム「日本スモウダービー」とか、通勤経路を埋め尽くすダービー広告だったりとか、たまたま日曜日の予定が飛んでしまったりとか、いくつかの事情が重なり現地まで赴くことにしたのです。

目的はもちろん馬事振興寄付です。たぶん、身の周りの競馬好きは全員そうだと思いますが、僕らの目的は寄付です。競馬の発展を祈り、馬と関係者のよりよい環境作りのために、寄付をしているのです。ときどき機械的な売り買いで億単位の収入を得る人もいるようですが、それはごく一部の例外。僕などは「競馬場にはベンチが足りないな。寄付しよう」「競馬場のトイレをキレイにしたいな。寄付しよう」「競馬場にカフェがほしいな。寄付しよう」などと、長年に渡り心ばかりの寄付をしてきたのです。

今年ももちろんそのつもりでした。「些少ではありますが…」と5000円ほどを職員さんに渡し、馬事振興のために使っていただこうと。しかし、残念ながら今年は寄付の際に手違いがあった模様。逆に5000円ほどが戻ってくるという大失態となったのです。不足気味のベンチを寄贈するはずが、逆に小遣いをいただいてしまうとは。想定では「あー、福永かー」と新聞をバチーンと叩きつけながら寄付の手応えをバチーンと感じているはずでしたが、福永職員に若干の手違いがあったかもしれません。小遣い、申し訳ない。

ということで、小さい当たりでホクホクしている小さい男のお出掛けの記録とあわせて、31日のNHK中継による「日本ダービー」についてチェックしていきましょう。

◆交通費900円、入場券200円、メシ550円、寄付4800円、還付金6660円!

快晴の日曜日。妙に早起きしたこともあり、1レースの前に競馬場に到着します。早い時間ではありますが、そこは日本ダービー。功徳に熱心な方は3日前くらいから泊まり込んでいるとも聞きます。当然のごとく、朝から大変な人だかりです。

↓やってきました日本ダービー!

私は寄付するぞ!

私は寄付するぞ!

私は寄付するぞ!


↓入場券は200円なり!

馬券を買わなくても、最低200円は寄付できるシステム!

ありがたい!

↓日差しの照りつけるパドックも場所取りの様相!

うーん、熱心である!

今度その周辺に屋根を寄付したいな!

世の中を良くして自分も幸福になれる「寄付」のすすめ [ 近藤由美 ]

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メイン寄付レースとなる日本ダービーの発走は15時40分。それまでの5時間あまり、まずは軽めの寄付行為に励みます。言うても100円とか200円とかの少額ですが、積もり積もればそれも大きな善行となります。スルーした寄付機会も含めて、6寄付機会で合計2800円の一方的な寄付。赤い羽根とかコンビニレジ前の箱よりもはるかに効率よく、はるかに高額の寄付をこなしていきます。

「この馬が1着にならないことを想定した寄付」「この馬とこの馬が1・2着にこないことを想定した寄付」「この馬が3着以内にはこないことを想定した難しい寄付」「もしも寄付に失敗しても1.9倍しか戻ってこない困難な寄付」「もしも寄付に失敗しても1.9倍しか戻ってこない馬が3着以内にはこないことを想定した極めて困難な寄付」などが順調に積み上がり、僕も「これは日本ダービーでも会心の寄付ができそうだな」という手応えを覚えます。

寄付が順調に積み上がったことで、「昼飯はそんなに熱心に寄付しないでもいいかな」という冷静な判断をくだし、ランチタイムはスタンド上層にあるレストランフロアではなく、地下にあるファーストフードコートへ。吉野家の牛丼大盛に550円を寄付します。寄付する金に余裕がなかった若き日を思い出しながら食べる吉牛の味は格別です。

さぁ、じょじょに本番寄付も近づき、熱気も高まる場内。寄付に失敗したときに戻ってくる金額を表示したモニターに多くの人が群がり、馬の体重が2キロ減っただの増えただのという情報を凝視します。僕もいまだに、その程度の増減が何の役に立つかわからないのですが、懸命に新聞にメモしたりします。「◎ 絶対に寄付したい馬」「○ かなり寄付が期待できる馬」「▲ 寄付を検討すべき馬」「☆ 俄然寄付したくなってきた馬」「△ 寄付したほうがいいかもしれない馬」などのメモを何度も消しては書く繰り返しで休む時間もないほどです。

↓そして、気がつけば座る場所もなくなった!

※寄付をもらう人の集会みたいですが、違います。
※これから全員で財布の中身を一旦全部寄付します。
※全部寄付したうえで7割ぶんくらいの反返しをもらう集会です。

僕も本番に向けて、どのように寄付をするか真剣に頭をめぐらせます。多くの寄付が寄せられるであろう馬は、3歳三冠レースの初戦・皐月賞を制したドゥラメンテ、皐月賞で2着したリアルスティール、そして皐月賞では1番寄付を集めたサトノクラウンの3頭。

3頭全部に寄付するというのも手ではありますが、それはちょっと寄付としては品がない。そこで僕は日本ダービーに相性のいいJRA福永職員が騎乗するリアルスティール号を有力とみて、寄付を控えることに。ドゥラメンテからサトノクラウンを本線の寄付に抜擢します。

ただ、それだけで決着するほど日本ダービーは簡単な寄付ではない。皐月賞組以外からも伏兵が飛び込んでくるかもしれない。コースの外枠に有力寄付馬が集った今回だけに、内枠に入ってロスなく好位から上がってくる馬が意外な寄付を生むかもしれないと考え、最内の1枠1番サトノラーゼンも寄付対象に選考します。最終的にあ◎ドゥラメンテ、○サトノクラウン、▲サトノラーゼン、抑えでリアルスティール、ポルトドートウィユという形で募金箱に並びます。

↓よし、会心の寄付ができたぞ!


※なお、16番は狙って寄付したのではなく寄付間違えです。
※マークシート塗るのが久々で間違えた模様です。
※ビックリしましたが寄付なので問題ないです。

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そして迎えた大本番、日本ダービー。場内には10万人を超える寄付愛好家が集い、新聞を叩きながらその時を待ちます。とにかく満足な寄付になってほしい。同じ寄付をするのでも、しっかりとチカラをだしたうえで寄付したい。この日、僕は寄付した馬が騎手を乗せ忘れてゴールに戻ってくるという珍しい場面に遭遇したりもしましたが、そういう決着は避けてほしい。そう願っての出走です。

ファンファーレと歓声に包まれる各馬。気性にやや難があるというドゥラメンテも、落ちついた様子。騎乗するデムーロ騎手が静かになだめて、馬のテンションが上がるときをまだだまだだと遅らせます。16番スピリッツミノルが逃げるかと思われましたが、あまり行き足がつかず、10番ミュゼエイリアンが先頭に立つ格好に。買い間違えた16番が逃げ失敗、買おうと思っていた6番がイチかバチかの最後方待機(※結局、そのままずっと後ろのほう)ということで、僕の寄付もここまでは順調です。

有力馬では14番ドゥラメンテが前の位置取り。すぐうしろに1番サトノラーゼン、そこから3馬身ほど後ろに13番リアルスティール、そのうしろに11番サトノクラウンという格好。直線に入ると、仕掛けに反応して一気にギアが上がるドゥラメンテ。後方からサトノクラウン、リアルスティールも上がってきますが、前で仕掛けたドゥラメンテに上がり3ハロン33.9秒の足を使われては届くはずもありません。着差以上に圧倒的な強さで、ドゥラメンテ大圧勝です!

↓騎乗したデムーロ騎手が馬を讃え、自分の腕を讃える人馬一体での勝利!

2着には内から伸びた1番サトノラーゼン、3着には後方からジリっと追い上げた11番サトノクラウン!

むむ、しまった!これは予想外の展開で寄付大失敗や!

どうしたリアルスティール!リアルなスティールか!

↓デムーロ騎手は喜びのインタビューで名言を連発!

デムーロ:「勝ちました?まだわからないね」(※確定待ちの意)

デムーロ:「すごい感動した。夢みたいね」

デムーロ:「昔ダービー勝った」(※2003年ネオユニヴァース号でダービー勝利)

デムーロ:「今回初めてJRA騎手です」(※2013年にも挑戦したものの不合格だったJRAの騎手免許試験に合格し、外国人として初のJRA通年参戦)

デムーロ:「1番人気はすごいプレッシャーだった」

デムーロ:「超うれしいです」

デムーロ:「今日ちょっとテンション高かった」

デムーロ:「ちょっと引っ掛かった」(※馬の気持ちが高ぶってレース序盤から前に行ってしまった)

デムーロ:「手前変わったスゴイ脚色」(※直線に入って、足の踏み出し方を変えたのを機に一気に加速した)

デムーロ:「ずっとラクですね。ポジションよかった」

デムーロ:「レコードタイム?キングカメハメハ」(※ダービーのレコードは2004年のキングカメハメ号が持つ2分23秒3だったのを、今回0.1秒更新。キングカメハメハはドゥラメンテのお父さん)

デムーロ:「走るね。初めて乗ったすぐわかる。強いね」

デムーロ:「ネオユニヴァース(より)もっと強い」

デムーロ:「ちょっとアホっぽいところあるけど」(※気性が荒いの意…だと思われる。文字通りのアホと言っているのではなく、アホという言葉で教えた競馬関係者の責任問題)

デムーロ:「皐月賞もガッツポーズ早かった。ちょっとだけタイムレコードできなかった」(※前走皐月賞ではゴールの遥か手前でデムーロ騎手はガッツポーズをしてしまい、JRAからめっちゃ怒られる事件アリ。なお、ガッツポーズが早すぎたせいではないだろうが、皐月賞レコード1分58秒0には0秒2及ばず)

デムーロ:「頑張ります、秋」(※三冠レースの三冠目・菊花賞に挑むか、凱旋門賞に挑戦するか、いずれにしても秋も頑張ります)

↓先のインタビューにもあった皐月賞ではゴールの50メートル手前から左手でガッツポーズするデムーロ騎手!

これで再逆転を許したら、馬券投げつけられるわなwww

勝ったと思ってもゴールまで喜びを控えるという反省、見事ダービーに活かされるwww

メッセージクッキー 1枚『ありがとうございました』

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馬事振興寄付のつもりが、まさかの少額小遣いを受け取る結果となり、僕も驚きました。初めて見に行ったダービーでフサイチコンコルドにしてやられて以来、ダービーでは一度の当たりも経験することなく歩んできた競馬人生。「ダービーだから当てたい」「予算もいつもより増やして」「とにかく買い目を広げよう」という欲深な姿勢ではなく、「寄付しよう」という清らかな気持ちで臨んだことが、逆の結果を生んだのかもしれません。この小遣いは次の機会の寄付に当てることとして、今後も馬事振興寄付に励んでいきたいものですね。

↓なお、デムーロ騎手は喜びの夜、絵に描いたようなパーリナイトになっていた模様!


文字通りの酒池肉林wwwwww

この世の春とはこのことwwwwww

まぁ、いいことがあった日は、いい夜にしたいですよね!僕も寄付金の一部を私的流用して、今日はちょっといいランチ食べます!