SMAP・中居正広が美容師だけに語っていた「家族の話」とは?

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 今月、自身のラジオ番組で父親が2月に病死していたことを打ち明けたSMAPの中居正広。17日に出演した「ワイドナショー」(フジテレビ系)では、ダウンタウン・松本人志が父の病床を見舞ってくれたことを明かした。

「二人は2000年に『伝説の教師』(日本テレビ系)で共演して以来、親交を深めています。それで年始に食事をした際、お父さんが闘病していることを松本さんに話すと、『何か出来ることあるかな? 会いたいけど』と言ってくれたんだそうです。番組では他にも、松本さんがタモリさん、笑福亭鶴瓶さんと一緒にお見舞いをした際、皆が一斉に帰るとお父さんが淋しがるだろうからと、一人だけ20分ほど残ったというエピソードも話していましたね。優しい人柄のうえ、松本さんも昨年、父親を亡くしてますし、他人事ではなかったんだと思います」(芸能関係者)

 父の死を明かした理由を「四十九日が終わって少し消化できてきたから」と語った中居。10代の頃にはヘアスタイルを紹介する雑誌で、家族のことを語っている。

「『貧乏な中、3人の子供を育て、野球までさせてくれた両親を尊敬している。恩返しがしたくて芸能活動を頑張っている』という話です。成人してから親のありがたみがわかったというのではなく、すでに10代の頃からそう感じていたわけですね。今でこそテレビで話していることですが、当時は他では言ってませんし、家族の話は普通なら事務所からNGが出て掲載されません。この雑誌の場合、美容師が髪をセットする際の会話を記事にしていたので、自然な話が聞けたうえ、男性が読む雑誌なので事務所が神経質に検閲せず、掲載されたんです」

 20代後半で親に家を買い、高級車もプレゼントしたという中居。家族を幸せにしたいという思いが、28年の芸能生活を支えてきたということだろう。