【結婚白書】現代女性が求めるのは、運命の人より「ソウルメイト」だった

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結婚なんて早いか遅いかだよ」「結婚は人生の墓場」「恋愛と結婚は別もの」ーー人がよく結婚を形容する言葉には、なぜだか否定的な意見の方が多い気がします。これって本当に言い当てているの?

米ウェブメディア「Mic」に女性ライターKate Hakala氏が寄稿した、「結婚に関する13の嘘」がまさにその回答。現実的な数字を見せられると、なんだか二の足を踏んでしまいそう。

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「人間は自由を手にした」と思いがちですが、そこにはまだ暗黙のルールが存在します。現代においてもなお、女性の幸福とは、素晴らしい彼を見つけて夫を支えていくこと。いわゆる「内助の功」の役割を、知らず知らずのうちに押し付けられてはいないでしょうか。

結婚が本当にすべてなの?当然、答えは「NO」。私たち女性は、これまで抱いていた結婚への悪しき幻想を捨て去り、まったく新しい価値観を見出していく必要に迫られています。

結婚が本当にすべて?当然、答えは「NO」でしょうが、それはあくまで、これまでの女性たちが盲目的に信じ込んできた結婚への悪しき幻想による考え方に対する回答。現代を生きる私たちは、まずこの習慣を捨て去り、まったく新しい価値観を見出していく必要に迫られています。

01.
「結婚」=「幸せ」とは
言い切れない

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「結婚すれば、女性は幸せになれる」という間違った考え方がります。実際はそんなに単純なことではありません。「全米経済研究所」の調査でも、結婚によって女性の幸福度が増加した例も確かにあります、でもそれは結婚自体に幸福を感じているのではなく、愛する人とする結婚、そこに女性は「幸せ」を実感しているということ。
もっと言えば、幸せのカタチは多種多様。結婚だけが女性の幸せとするのは、偏った見方だし、現代社会にはもはや不適合でしょう。だって、仕事も家族も、友人も、女性を幸せにしてくれる大切な存在なんて、他にいくらでもいるんだから。

02.
結婚だけが人生じゃない。
過去50年で婚期は後退

現在、日本と同じようにアメリカでも既婚率は、年々減少傾向にあり、婚期が遅くなっていることが人口統計専門機関「Pew Research Center」の 調査で判明しました。現在のアメリカにおいて、平均的な女性の結婚年齢は27歳、男性は29歳。1960年には20歳と23歳だったというから、結婚年齢が後退していることは一目瞭然。さらには、18〜29歳の男女のうち、既婚者はわずか約20%。時代の変遷と共に、結婚事情にも大きな変化が表れています。

03.
30歳から婚活の方が
経済的に安定している

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独身女性の中には、経済的に安定するために結婚を希望する人もいるはずです。だけど、それで本当に安定するんでしょうか?結婚して2人で生活を始めれば、1人よりも確かに安定するでしょう。でも、2013年に米・バージニア大学で行われた研究結果によると、30歳を超えて結婚した女性は、それ以前に結婚している女性よりも高い平均給与を得ていることが分かりました。その額はおよそ$18,000ドル以上、日本円にして約200万円以上も多いそう。この結果からも、晩婚の方が安定していることが分かります。

04.
もっと、愛は自由であるべき!
同性婚を容認する動きは世界中へ

性差の壁を越え、自由な恋愛を謳歌できる世の中になってきました。徐々に浸透してきた同性婚。アメリカでは、37の州ですでに合法化されるまでに。米メディア「The Huffington Post」によると、2014年に行われた英国の研究で、同性カップルは異性のカップルにくらべても、前向きで幸せであるという調査結果が出たそうです。

05.
ワーク・ライフ・バランス
仕事と家事の両立が可能に

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恋に仕事に活躍できるビジネスウーマンたちは、妻や母としては不適切?しかし、働く女性が多い現代社会において、これは必ずしも真実とは言えません。男性と同じくらい仕事をしていても、上手に家庭と両立している女性たちもたくさんいます。男性同様に働くことで、家計はもっと潤っていくことでしょう。

06.
アメリカの未婚率は50.2%

Facebookなどのソーシャルメディアで目にする「婚約、結婚」のポスト。「結婚していないのは自分だけ?」なんて不安を助長されてはませんか。大丈夫、心配する必要はありません。米国労働統計局が2014年に実施した調査では、未婚の割合はじつに50.2%と半数以上。これは過去最高の値だとか。アメリカでは半分は独身だっていうこと。

07.
結婚しなくても、愛はある

単に結婚していないという理由だけで、彼らが男女関係に縁がなく、恋愛が長続きしないということにはつながりません。晩婚化が進むにつれて、同棲カップルの数も同様に増加傾向にあるそうです。25〜34歳の男女のうち、およそ1/4が恋人と同棲していることが、前述の「Pew Research Center」の調査で分かりました。もはや、結婚は単なる紙上の証明にすぎないのかもしれません。同棲しているカップルが、結婚している夫婦より強い絆があることも。

08.
「結婚まで純潔なカラダで…」
なんて嘘!95%が経験済み

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男性経験人数と良き妻になるかどうかなんて、何の比較にもなりません。米・調査機関「Guttmacher Institute」がこんな調査を実施しました。アメリカ人は、44歳までに約99%の人がセックスを経験し、その95%が結婚前に性交経験があったそう。だからどうしたって話ですよね。パートナーを経験人数で判断するよりも、大切なことがあるのでは?

09.
ムリに関係を続けるくらいなら
「離婚」という選択肢を

「離婚は恥ずかしいこと」なんて考え方は、もう止めにしましょう。結婚が意味をなすのは、それがお互いにとって良好で幸せなときだけ。相手のことを想っていない結婚ならば、離婚してしまう方が賢い選択かも。現在では、10組に4組の割合で再婚をするという。

10.
約41%の子どもは
結婚前に誕生!?

婚期が遅くなればなるほど、初産の平均年齢も当然上がっていきます。現在、アメリカ人女性の初産の平均年齢は26歳。さらにアメリカ全体の出生のうち、約41%が結婚後に誕生した子どもではないんだそう。卵子の凍結や養子縁組など、結婚と出産が必ずしも関係していない場合もあるといった話も。

11.
運命の人よりも
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歴史的に見れば、結婚が意味することは、子孫繁栄と両家の絆、さらには財産を安定的に守っていくことでもありました。それがいつの頃からか、女性のなかにロマンチックな「夢物語」といったイメージが定着してきたのが過去数十年。でも、現代社会において未婚女性たちが求めるものは、自分と同じ価値観を持ち、経済的にも安定した「ソウルメイト」的な彼なのではないでしょうか。

12.
結婚式の平均予算は
約367万円

あるウェディング調査会社の調べによれば、アメリカ人が結婚式にかける平均予算は、およそ3万ドル(日本円にして約367万円以上)と判明。この調査では、結婚式や結婚指輪にあまり費用をかけない、いわゆる“ジミ婚”カップルの方が離婚のリスクが低いことまで分かりました。最近では、エンゲージリングの代わりにふたりでお揃いのタトゥーを入れることが、ちょっとしたブームにもなっているんです。

13.
多様化する
現代社会の家族の在り方

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庭付きの一軒家に家族4人。典型的なファミリー像はもはや幻想なのでしょうか?このような家庭で生まれ育っている子どもの割合は、わずか22%ほど。現代家族の構造はじつに複雑です。未婚の同棲相手やシングルマザー(ファーザー)、親元を離れて祖父母の家で暮らさざるを得ない子どももいます。いまや、結婚だけでなく、結婚後の家族の幸せとは何なのか?そんなことも考えていかなければならない時代なのです。

Top photo by Luis Hernandez
Licensed material used with permission by Mic