映画やドラマや舞台などで活躍中の中村蒼

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現在、時代劇「かぶき者 慶次」(NHK)や、17歳差の恋愛を描く「眠れぬ真珠」(dTV)に出演中の人気若手俳優、中村蒼。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015では、期待の映画人に贈られるニューウェーブアワードを受賞した。

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また、昨年、同映画祭グランプリを獲得した竹葉リサ監督の新作で、今年の同映画祭で上映された『春子超常現象研究所』では“テレビ役”を演じるなど、様々な役に挑戦する中村に、受賞の感想や今後の俳優業について聞いた。

ニューウェーブアワード受賞については、「初めての賞なので素直に嬉しいです。演技の世界は、何が正解かわからないので、こういった賞をいただくと、信じてやってきて良かったという気持ちになりますし、今後の自信にもつながります」と語る。

今年、同映画祭で上映された『春子超常現象研究所』は、中村演じる“テレビ”が人格を持ってしまうという驚きの設定。中村は劇中、常にブラウン管型テレビをかぶって演技に挑んだ。

「コメディなので、笑わせるような演技をした方がいいのかなと考えていました。でも、モニターで自分の姿をチェックしたら、テレビの被りものをしているだけですでに面白かったので、変に狙わないで普通の人として演じました。シュールな画ですよね」と笑顔で話し、テレビ役を楽しんだ様子。「これまで優等生っぽい役が多かったので、今回のような役ができて良かったです」と語った。

また、演技をするうえで心がけていることを聞くと、「最初はまず思うように演じてみます。もちろん監督に『違う』と言われたら、やり方を変えますが。脚本や監督の思いにプラスして、自分のお芝居ができればいいなと思っています」と明かす。「昨年ご一緒した監督の何人かに『好きなようにやっていい』と言っていただき、これまでもそういう気持ちはあったのですが、『好きにやっていいんだ』と思えたんです」と心境の変化を語った。

今後挑戦してみたい役は、バイオレンスな作品の役や悪役だという。「バイオレンスな役は難しそうなので、やってみたいです。実は悪い人だったというより、最初から最後まで悪い人というのがよりいいですね」と意欲を語る。

自分で役や演技の場をせばめたくないという中村。「ドラマをやることで、それを見たお客さんに映画や舞台に足を運んでもらえるかもしれないし、その逆もあると思います。全部つながっていると思うので、今はいろんなことに挑戦したいです。まだまだ勉強中という感じです」と笑顔を見せた。

今後も中村は、映画やドラマや舞台など、様々な場で様々な顔を見せてくれるだろう。新しいことに挑戦していく中村の活躍に期待したい。【Movie Walker】