(上)キャストらがその才能をたたえる
ニール・ブロムカンプ監督 (C) Chappie -Photos By STEPHANIE BLOMKAMP

写真拡大

 「第9地区」「エリジウム」などを手がけた南アフリカ出身のニール・ブロムカンプ監督の最新作「チャッピー」から、ヒュー・ジャックマンらキャストがブロムカンプ監督の才能をたたえた特別映像が公開された。

 本作は、人工知能(AI)を搭載し、成長するロボットをめぐる物語を描いたSF映画。2016年、犯罪多発都市の南アフリカ・ヨハネスブルクで世界初となる人工知能を搭載した兵器ロボットが誕生し、“チャッピー”と名付けられる。車の運転を素早く習得し、デッサンも楽々こなすなど急速に成長していくチャッピーは研究者たちに危険視され、「考えるロボットは人類の敵」だとして追い詰められていく。

 チャッピーの人工知能を危険視するロボット開発者ヴィンセントを演じたジャックマンは「ニールと組めて光栄だよ。彼はSFの常識を覆した。ニールの描く未来の世界は説得力があって魅力的だ」とブロムカンプ監督の才能に脱帽する。また、「エイリアン」シリーズや「アバター」など映画史に残るSF作品に出演してきたシガニー・ウィーバーも「監督はテクノロジーを扱うのがとても得意なの。SFの申し子よ」とその才能に太鼓判を押す。

 一方、ブロムカンプ監督は「現実にはあり得ないようなモチーフでも、リアルに描くから面白くなる」と持論を展開。そんな監督について、チャッピーの生みの親となる天才科学者役を演じたデブ・パテルは「ニールは非現実的なストーリーを現実的な設定で描き出す。細かなところまで緻密に描くんだ」と証言し、プロデューサーのサイモン・キンバーグは「ニールのすごいところは、さまざまな要素を1つのストーリーにまとめ上げる才能だ。本作は彼だから成し得たいまだかつてない作品」と最大級の賛辞をおくっている。

 「チャッピー」は公開中。