『罪悪〜ドイツの不条理な物語〜』

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世界で人気を誇る秀逸なミステリー作品を特集するAXNミステリーの「世界のミステリー特集」。今年は、「世界的ベストセラーを原作としたミステリー」「知られざる国のオリジナルミステリー」「世界の犯罪史に残る大事件を題材にしたミステリー」という3つのテーマを軸に、ドイツ、ウクライナ、韓国、オーストラリアから厳選された4作品が登場する。

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放送される4作品は以下のとおり。

・『罪悪〜ドイツの不条理な物語〜』(2015年 ドイツ)
7/11(土)17:00〜日本独占初放送(全6話一挙放送)

本作は、2014年4月にAXNミステリーにて日本独占初放送され、大きな反響を呼んだ『犯罪〜ドイツの奇妙な事件〜』の原作者シーラッハが「犯罪」に続いて執筆した「罪悪」の映像化作品。『犯罪〜』と同様、実在する事件に着想を得て書き上げられた異様な「罪の形」が映像でも淡々と綴られる。6編からなる本シリーズを通して登場するのは、弁護士フリードリヒ・クロンベルグ。彼が担当する事件の全容を追う形でストーリーは展開していく。人間の感情や心理を極限まで削り、事実だけが積み上げられていくストーリーは、観る者の想像力をかきたて、また、エピソード毎に事件のモチーフとなる対象が効果的に差し込まれるスタイリッシュな映像に引き込まれる。
【出演】モーリッツ・ブライプトロイ(弁護士フリードリヒ・クロンベルグ役) ほか

・『バックパッカー連続殺人事件』(2015年 オーストラリア)
7/18(土)17:00〜日本独占初放送(全2話一挙放送)

1989〜94年にかけ、オーストラリア南部で外国人のバックパッカーばかり7名が、犯人のアイヴァン・ミラットにより殺害された実在の連続殺人事件をベースに書かれた小説「Sins of the Brother」を映像化した衝撃作。残虐な犯行をドキュメンタリー調で綴る映像が効果的に配置され、被害者家族の必死の思いが胸に迫る展開になっている。また、犯行とはまったく異なる穏やかな日常生活を送るアイヴァンの姿が織り込まれ、彼がなぜ残忍な凶行に至ったのか? という疑問が常にストーリーにまとわりつく。さらに、捜査を縮小しようとすると新たな遺体が発見される、という警察をあざ笑うかのような犯行の数々は、回数を重ねるごとに残虐性を増していき、焦燥と世間から寄せられる情報によって追い詰められていく刑事たちの様子も克明に描かれる。
【出演】マル・ケナード(アイヴァン・ミラット役) ほか

・『スニファー ウクライナの私立探偵』(2013年 ウクライナ)
7/25(土)17:00〜日本独占初放送(全8話一挙放送)

主人公は鋭い嗅覚を持った私立探偵スニファー。腕に巻かれた包帯の中から爆弾のニオイを嗅ぎ分けテロリストを見つけ出したりと、事件現場に残されたニオイからすべてを読み取り、犯人の特徴、事件の背景を次々に解明していく様子は、シャーロック・ホームズを彷彿させ、その鮮やかな推理展開は、ミステリー大国として名を馳せる英国や北欧などに一歩も引けを取らない。一方で、時折笑いを誘うシーンや、類まれな才能ゆえの悩み、そして、親子の確執なども織り込まれ、エンターテイメント性の高い作品に仕上がっている。
【出演】キリル・カロ(スニファー役) ほか

・『カプトンイ 真実を追う者たち』(2014年 韓国)
7/4(土)14:00〜(毎週土・日 2話連続放送)

2003年の映画『殺人の追憶』のベースになった実在の未解決事件『華城連続殺人事件』をモチーフに制作され、2014年6月に韓国tvnで放送された戦慄のミステリー・テレビシリーズ。現在から20年前。韓国・京畿道イルタンで勃発した連続婦女暴行殺人事件。いまや伝説とも化したこの事件の犯人は、"カプトンイ"と呼ばれ、人々の記憶に大きく刻まれる存在となっていた。そんなある日、「俺が本当のカプトンイだ」というメッセージが発見され、20年前の事件に酷似した殺人事件が勃発する。模倣犯の犯行なのか?それとも"カプトンイ"が蘇ったのか?
【出演】ユン・サンヒョン、キム・ミンジョン、ソ・ドンイルほか

7月4日から毎週土曜に放送されるAXNミステリー「世界のミステリー特集」。世界各国の秀逸なミステリー作品をぜひ楽しんでもらいたい。(海外ドラマNAVI)

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