低所得者向けの賃貸マンションを建設する
ジョージ・ルーカス Photo by WireImage/Getty Images

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 米サンフランシスコ郊外に住むジョージ・ルーカスが、近隣の住人ともめているとニューヨーク・タイムズ紙が報じた。

 ルーカスは、「スター・ウォーズ」で得た莫大な利益をもとに、サンフランシスコ郊外のマリン群に広大な土地を購入。スカイウォーカー・ランチと名付け、雄大な自然に囲まれたなかで映像制作を手がけてきた。その後も隣接するビッグ・ロック・ランチ、グレイディ・ランチを相次いで買収し、領地を拡大してきた。

 これまで周囲の隣人とは友好な関係を維持してきたが、グレイディ・ランチに新施設を建設しようとしたことをきっかけに悪化。ルーカスはデジタルメディア向けのスタジオを建設しようとしたが、周辺住人は交通量が増えること、環境問題などを理由に反対運動を展開。ルーカスは同計画を撤回せざるをえなくなった。

 その後、ルーカスがグレイディ・ランチに、224戸からなる低所得者向けの賃貸マンションを建設すると発表したため、周辺住人の多くが震え上がっているという。富裕層が多く住むマリン群に低所得者層が流入すれば、治安が悪化し、地価が下がる可能性があるからだという。ルーカスは、「隣人に不快な思いをさせるためだけに、貴重な時間と金を使うつもりはない」と人道支援の一貫であることを強調している。