あわや大惨事にスタジアムが凍りつく…84歳豪協会会長が頭からピッチに落下

写真拡大

 あわや大惨事となるところだった。オーストラリアAリーグは17日、ファイナルシリーズの決勝戦を行い、レギュラーシーズン1位のメルボルン・ビクトリーが同2位のシドニーFCを3-0で下して、6年ぶり3度目の優勝を決めた。

 ただ、表彰式でハプニングが起こった。表彰台に上がった84歳のオーストラリアサッカー協会(FFA)会長フランク・ローウィー氏が、トロフィーを渡そうと移動したところ、足を踏み外して垂直落下。頭からピッチに叩きつけてしまったのだ。

 映像では喜んでいた選手たちも血の気が一気に引く様子が確認できる。さらにスタジアムも一瞬にして静寂で包まれたが、幸いにも大事には至らなかった様子。関係者に支えられながら再び表彰台に上がり、トロフィーを手渡した。

 表彰式後に行った精密検査の結果でも異常は確認されなかった様子。『シドニー・モーニング・ヘラルド』によると、FFAのスポークスマンは「肩に痛みはあるようだが、それ以外は問題ない」と話している。

あわや大惨事…84歳豪協会会長が頭からピッチに落下(16枚)