絶妙の掛け合いを見せたキャスト陣

写真拡大

 菅田将暉主演のコメディ映画「明烏 あけがらす」が5月16日、全国21スクリーンで封切られ、菅田をはじめ共演の城田優、若葉竜也、吉岡里帆、柿澤勇人、松下優也、新井浩文、ムロツヨシ、福田雄一監督が東京・新宿バルト9での舞台挨拶に出席。福田組の作風同様、コミカルな掛け合いが観客を沸かせる公開初日となった。

 ドラマ「アオイホノオ」「勇者ヨシヒコ」シリーズで人気を博す福田監督が脚本も担当し、「明烏」「品川心中」など古典落語の演目をベースに、場末のホストクラブで繰り広げられるシチュエーションコメディを描いた。「そこのみにて光輝く」などに出演し、進境著しい菅田は福田組に初参加。「海月姫」では女装姿を披露したが、今作ではアフロヘアの売れないホスト役に扮した。

 撮影時は俳優陣からアドリブが連発されたそうで、城田はとあるシーンで「将暉君が(城田に)パーンとビンタしたわけですよ。あれアドリブですから。めっちゃぶたれた、痛かったもん」と告白。さらに「なかなか先輩役者の顔をたたけないですよ」とたたみかけると、菅田は「本番(アドリブを)足すんだもん、こっちも足さないと採算合わないですよ。それだけ、イラッとさせられたんですよ(笑)」と明かしていた。

 一方で、舞台両脇にそれぞれ陣取ったムロと福田監督が、司会者そっちのけでトークを展開。「(ムロに)薄いのがわかる感じの髪形にしたの? ブラマヨの小杉君みたいに」(福田監督)、「薄くねーよバカ野郎。誰がハゲ散らかすだよ」(ムロ)などの応酬に、菅田らほかの登壇陣はタジタジに。見かねた新井が「両脇しゃべりすぎじゃない? 何これ!?」とツッコミを入れると、会場は爆笑に包まれた。

 また福田監督作品の常連で、“福田組の風神・雷神”と称されるムロと佐藤二朗。佐藤はこの日出席できなかったが、福田監督は「二朗は来ないよ、こういうところには!」といい、「おそらく今日、月9(ドラマ『ようこそ、わが家へ』)ですよ。あいつチョイ役なのに! それで、役作りでスベッてるんですよ」と、ジョーク交じりに批評。これを受け、ムロは「やめろよ、(会場に)いない人が月9でスベッてるとか言うの」とフォローを入れていた。