マッツ・ミケルセン『悪党に粛清を』

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2014年のカンヌ国際映画祭出品後、世界中で大絶賛された『悪党に静粛を』は、日本でも根強いファンを持つドラマ『ハンニバル』のハンニバル・レクター役マッツ・ミケルセン主演のウェスタン・ノワール映画。いよいよ6月27日(土)より日本でも公開となる。

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これが初来日となるマッツ・ミケルセン。多忙なスケジュールの合間を縫って急きょ来日の調整をしたという。5月12日(火)、新宿武蔵野館で1回限りの舞台挨拶上映会を行った。

マッツは「本作はデンマーク製のウェスタン映画なのですが、歴史を紐解いてみると必然を理解してもらえると思います。アメリカの開拓史は我々デンマークやヨーロッパからの移民の歴史でもあります。この映画は復讐劇ですが、人間が復讐を果たしていく中で、どこまで人間性を保てるのかということをテーマにした映画です。ぜひお楽しみいただきたいと思います」と映画の見所を紹介した。さらに「ウェスタンというのはセリフで物語を運ぶ訳ではないんです。広大な景色があり、そこに一人の男がいるという"引き"の演技や表情で魅せるジャンルだと思います」と説明。また、世界的に大ブレイクを果たすきっかけとなったTVドラマ『ハンニバル』での演技について聞かれると、「レクター博士は実に人生を楽しく送っている人なんです(笑)。『悪党に粛清を』の主人公・ジョンよりは楽しそうな人なのかもしれません」と茶目っ気たっぷりに比較し、観客の笑いを誘っていた。

本作は、妻子を殺され復讐に燃える孤高の男を描いた「ウェスタン・ノワール」という呼称にふさわしい作品。1870年代アメリカ、元兵士のジョン(マッツ・ミケルセン)は、敗戦で荒れたデンマークから新天地アメリカへと旅立つ。7年後、事業も軌道に乗り妻子を呼び寄せ再会を喜び合っていたのもつかの間、非情にも目の前で妻子を殺されてしまう。怒りのあまり犯人を見つけ撃ち殺したジョンだったが、犯人はこの辺り一帯を支配する悪名高いデラルー大佐(ジェフリー・ディーン・モーガン)の弟だったことから彼の怒りを買う。更にその弟の情婦で声を失ったマデリン(エヴァ・グー)も巻き込み、それぞれの孤独で壮絶な復讐劇が始まった...。

『ハンニバル』のレクター博士とはまた違った彼の魅力を存分に堪能できる映画『悪党に粛清を』は、6月27日(土)より新宿武蔵野館他で全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)

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