マクドナルドを食べ続けて30キロ減量に成功した男性がネット上で話題に【動画】

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かつて「1ヶ月間、マクドナルドのメニューを食べ続ける」実験を紹介したドキュメンタリー映画『スーパーサイズ・ミー』が話題を呼んだことがあった。挑戦者で監督でもあったモーガン・スパーロックはこの実験で10キロ以上体重を増やし、肉体的にも精神的にも疲弊。だがその真逆を行く男が現れた!

https://www.youtube.com/watch?v=wST4NxoiDcc


この男性は米アイオワ州の高校教師、ジョン・シスナさん。前述の『スーパーサイズ・ミー』に影響を受け、自らの体を使って同様の実験に挑戦した彼は、半年間マクドナルドのメニューを食べ続けて60ポンド(約27キログラム)もの減量に成功した。

まずは3ヶ月間「マクドナルドのメニューだけを使った、1日2000カロリーの食生活」に挑戦。例えば、朝食にはエッグホワイトディライト・マクマフィン2個に、ボウル1杯のオートミール、スキムミルクを、昼食はサラダにフルーツパフェ、リンゴのスライス、そして夕食はバリューセット&フレンチフライ付きといった具合だ。カロリーだけでなく、タンパク質や炭水化物といった栄養素の摂取量も考慮に入れたという。食べるだけでなく、1日45分の散歩も欠かさなかった。

そうして3ヶ月が過ぎ、シスナさんはこの時点で37ポンド(約17キロ)の減量に成功。カロリー計算もあったので衝撃的というわけではなかったが、コレステロール値まで下がった時にはさすがに驚いたという。そこで「これはイケるかも」と確信し(?)、そのまま三食マクドナルド生活を続行。半年で30キロ近くを落とし、胸囲だけでも21インチ(約53センチ)小さくなったという。

今ではマクドナルドのアンバサダーに任命され、自らの経験を記した著書『My McDonald's Diet(意訳:シスナ流・マクドナルドでの食生活)』のPRも兼ねて全米各地を講演して回っている。高校の臨時教師としても仕事を続けているそうだ。

実験開始時に280ポンド(約127キロ)あったシスナさんは最終的に30キロ近く体重を落としたわけだが、前述のスパーロック監督の例もある通り、体重の増減はあくまでも人それぞれなので注意が必要だ。ちなみにシスナさんは今では三食ではないものの、毎日1回はマクドナルドのメニューを食べているという。

こちらは、マクドナルドのYouTube公式チャンネルで公開中のシスナさんのドキュメンタリー(19分)。生徒たちが自らメニューを考えたこともあったとか。「三食マクドナルドを勧めるわけじゃないけど、マクドナルドのメニューを食べながら(ダイエットの)目標を達成することもできるよ」(シスナさん)

https://www.youtube.com/watch?v=rPp27kQpkmE


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