2015年4月24日から発売開始となったホンダステップワゴン。小型車サイズのボディで3列シートのミニバンは、このモデルで5代目となりました。

上ヒンジのテールゲートに横開きドアを内蔵した「わくわくゲート」など、ユニークな機構をつめこんだ新型ステップワゴンは、全車に新開発の1.5リッター・ガソリン直噴ターボエンジン「VTEC TURBO」を搭載しているのも注目です。

ハイブリッドで先行していたイメージの強いホンダが、ついにダウンサイジング過給エンジンを生み出したというわけです。

いわゆる「5ナンバーサイズのミニバン」として、トヨタ・ヴォクシー/ノア/エスクァイア、日産セレナというライバルと比較されることの多いステップワゴンですが、果たして、全車に搭載したVTECターボはライバルのハイテク系パワーユニットと比べて、どのようなアドバンテージがあるのでしょうか。

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ステップワゴンの1.5リッターVTECターボエンジンは、2.0リッターNAエンジンのダウンサイジングという狙いも感じられるものですが、トヨタと日産のライバルモデルにはハイブリッドが用意されています。あらためて、最高出力と燃費性能を比べてみると以下の様になります。

 ホンダ ステップワゴントヨタハイブリッドミニバン日産セレナ
システム種類直噴ターボ2モーターハイブリッドシンプルハイブリッド
総排気量(cc)149617971997
最高出力(kW)110100(システム値)108(エンジンのみ)
JC08モード燃費(km/L)17.023.816.0

カタログ燃費では、2モーター・フルハイブリッドを採用するトヨタのミニバン3モデルがリードしていますが、最高出力ではステップワゴンの1.5リッター直噴ターボがトヨタの1.8リッターハイブリッドを上回ります。排気量が小さくとも、ハイブリッドよりターボのほうがパワフルというわけです。

またセレナの場合は、ハイブリッドといっても最高出力1.8kWほどのスタータージェネレーターがアシストするシステム。やはりステップワゴンがピークパワーでは優勢です。

さすがに2モーターフルハイブリッドを採用するトヨタの燃費性能には届いていませんが、「スマートシンプルハイブリッド」と呼ばれる日産セレナの数字は出力、燃費ともに超えているのに注目。ホンダがステップワゴンに採用したダウンサイジングターボは、シンプルハイブリッドと互角以上のパフォーマンスを実現しているというわけです。

それでいて、おおむね0.5L刻みの排気量で区分される自動車税では、ライバルよりも課税額が少ないクラスとなっているのもステップワゴンの利点といえそうです。

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(山本晋也)

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