いよいよこれからが本番の春G?ーー天皇賞とNHKマイルは大穴度が激アツだ! 

過去の傾向から、荒れるレースと予想の盲点になる“大穴ホース”を見極め、でっかい馬券をゲットせよ!!

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5月3日

天皇賞(春)

京都競馬場【芝3200m】

「18頭立てのフルゲートなら大波乱確実!」

馬連 最高配当 8万5020円(2005年) 万馬券率 6回/20年

三連単 最高配当 193万9420円(2005年) 10万馬券率 8回/10年

伝統の古馬最高峰の長距離戦ながら、1番人気が8連敗中ということに加え、三連単は6年続けて10万円オーバーという穴党垂涎(すいぜん)のレース。100万円超の配当も三連単導入後の10年間で2回飛び出している。

1番人気は過去20年で[4―2―3―11]と信頼度が低く、特に18頭立てのフルゲートになった10戦では[0―0―1―9]と3着になるのが精いっぱい。近年はオルフェーヴル、ゴールドシップ、キズナといったG?馬も相次いで単勝1倍台の人気を裏切っている。同様にG?未勝利馬が1番人気に推された場合も[0―0―1―6]と成績が良くない。

一方で人気薄の激走も多く、特に近走の中長距離重賞や、過去に長距離で好走しているにもかかわらず人気を落としている馬には注意。ビートブラック(2011年7着→12年1着)やイングランディーレ(03年9着→04年1着)のように、過去にこの競走に出走して敗れた馬の巻き返しも高配当につながりやすい。

人気の盲点となる馬は、経歴のどこかに長距離戦適性やオープン特別を快勝するなどの素質の片鱗(へんりん)を見せているのだ。

クリールカイザーはAJC杯を勝ち、続く日経賞で惨敗したが、昨年のステイヤーズSで3着など長距離の適性と重賞で勝ち負けする素質を見せている。また、昨年3着のホッコーブレーヴや同9着のラストインパクトなどは近走もそこそこ好走しており、巻き返しが期待できるタイプだろう。

あと、良くも悪くも注目はゴールドシップ。人気なら消しだが、過去2年の結果が嫌われて人気を落とすようなら、あえて三度目の正直を期待して買ってみるという手もある。

5月10日

NHKマイルC

東京競馬場【芝1600m】

「前哨戦の勝ち馬には手を出してはいけない!」

馬連 最高配当 3万800円(2007年) 万馬券率 5回/19年馬連 三連単 最高配当 973万9870円(2007年) 10万馬券率 7回/10年

1番人気は過去5年で4勝と強いが、過去19年で見ると[9―1―2―7]という成績で、勝つか惨敗かの両極端な傾向が強い。しかも好走した場合でも人気薄を連れてくることが少なくなく、それが高配当の要因となっている。

人気で惨敗する場合に多い傾向は、前哨戦のはずのニュージーランドトロフィー(NZT)を勝ってここに臨むケース。特にNZTが中山競馬場で行なわれるようになった2000年以降では1勝、2着1回しかしていない。一方でNZTで敗れて、ここで巻き返すケースも少なくない。

東京のマイル戦の傾向として、マイル+αの距離実績馬が好相性であることは間違いないが、その一方で前走で重賞やオープン特別ながら1400m以下で勝ったことで盲点になっている場合も。

NZT敗戦組でオープン特別以上で実績のあるナイトフォックスやファルコンSを勝ったタガノアザガル、ほかにフミノムーンらが該当しそうだ。

(取材・文/土屋真光)

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