リーグ1位の20四球を選んでいる阪神の福留孝介[Getty Images]

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 中日時代に首位打者を2度獲得し、球界を代表する選手だった福留孝介。07年オフにFA権を宣言し、海を渡った。メジャーの舞台で5年間プレーした後、13年に阪神に入団。阪神入団後は打撃不振や故障などで、中日時代のような成績を残せていなかったが、今季復活の兆しを見せている。

 打率こそ.254と低いが、出塁率はリーグ3位の.434、得点圏打率.375もリーグ5位に位置している。特に出塁率は4割を越えているセ・リーグの選手の中で、唯一打率が2割台だ。

 出塁率が高い背景に、リーグ1位の20四球を選んでいることが挙げられる。18日の巨人戦では、第1打席は二ゴロに倒れるも、その他の3打席全てで四球を選び出塁。この試合では安打を放てなかったが、ボール球をしっかりと見極め勝利に貢献した。

 また、昨季は得点圏打率.200と勝負弱い印象だったが、今季はチャンスに強い。22日のDeNA戦では、打撃不振のマートンに代わって今季初めて『5番・右翼』で先発出場。早速、DeNA先発のモスコーソから一時勝ち越しとなるフェンス直撃の適時二塁打を放つ活躍。

 守備でも1日のヤクルト戦で、川端慎吾のライトフェンス直撃の安打でトリックプレーを見せている。福留が捕球体勢を見せたことで、二塁走者の荒木貴裕のスタートを遅れさせ、ホームで憤死させたこともあった。

 攻守で存在感を見せている福留。阪神に入団してから目立った働きをすることができなかったが、日本球界復帰3年目の今季、昨季以上の活躍が期待できそうだ。

※記録は4月22日終了時点