「フリーダ・カーロの遺品 石内都、織るように」ポスター画像

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メキシコを代表する女性画家フリーダ・カーロの遺品を、世界的な写真家・石内都氏が撮影する過程を収めたドキュメンタリー映画「フリーダ・カーロの遺品 石内都、織るように」が、8月に公開する。

カーロはシュルレアリズムの作家として評価されただけでなく、身体の不自由やメキシコ近代化の荒波に翻弄されながらも、ひとりの女性として力強く生きたその人生が、今なお世界の共感を集めている。カーロが死去した1954年から58年を経た2012年に、カーロの遺品を撮影するプロジェクトが立ち上がり、石内氏が撮影を担当。映画は石内氏の3週間に渡る撮影過程に密着取材したドキュメンタリー。

監督は「ドキュメンタリー映画 100万回生きたねこ」の小谷忠典。メキシコに渡った石内氏が、カーロのアイデンティティを支えた伝統衣装やアクセサリー、身体の痛みを想起させるコルセットや医薬品等の遺品を見つめ、写真として発見していく過程と、遺品の背後に広がる、メキシコの風土、引き継がれる伝統、現在を生きる女性たちの姿を丹念に映像に収めた。「生」と「死」が同居するメキシコで、二人の芸術家が時空を超えて交差し、「記録」と「記憶」をめぐるドキュメンタリー映画だ。

「フリーダ・カーロの遺品 石内都、織るように」は8月シアター・イメージフォーラムほか全国公開。

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