映画さながらの熱血指導を行った竹中直人

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第87回米アカデミー賞で助演男優賞のほか3部門を受賞した映画「セッション」(公開中)のイベントが4月21日、東京・TOHOシネマズ新宿であり、俳優の竹中直人とスカバンド「東京スカパラダイスオーケストラ」が出席した。竹中は、同バンドのライブ中に、飛び跳ねながら乱入し、ドラムの茂木欣一のそばに駆け寄ると映画の鬼教師さながらに熱血指導を行った。

世界的ジャズドラマーを目指し名門音楽学校に入学したニーマン(マイルズ・テラー)は、伝説の鬼教師フレッチャー(J・K・シモンズ)の指導を受けることに。しかし、常に完ぺきを求めるフレッチャーは容しゃない罵声を浴びせ、レッスンは次第に狂気に満ちていく。

周囲の人々に「『セッション』を見たか!?」と触れ回っているという竹中は、「父子家庭という彼(ニーマン)の生活の雰囲気が素敵でしたね。お父さんとふたりで映画を見に行くシーンがあるんですが、そこが切なくて泣けましたね」と手放しで絶賛。この日はフレッチャーの鬼気迫る指導ぶりを再現したが、息も絶え絶えで「あの方(シモンズ)は60歳ですもんね。私も来年そうなっちゃうし、今身に染みました。体にズシンときちゃって(笑)」と苦笑い。「たまにスカパラのライブとかやったりしていた時は、海パン一丁で走り回ったこともあったんですが、こんなに息は切れると思わなかった。フレッチャー大変だっただろうな」と共感していた。

一方で指導を受けた茂木は、「フレッチャーにしか見えなかったですね。目力がただごとじゃないですから、怖い!」とうれしそうに振り返る。そして、映画については「(自身の)デビュー前とかの全然思い通りにたたけないとか、ひたむきに練習に打ち込んでいく感じ、恋愛したいんだけど……みたいないろんなところに感情移入しちゃいましたね」とドラマーならではの視点で魅力を語っていた。

また、バリトンサックスの谷中敦は「久しぶりの感じでうれしいですね。昔よくやっていたので、結構感動しました」と盟友とのセッションを喜んだ。さらに最後の写真撮影では、スカパラのメンバーにせがまれた竹中が「笑いながら怒る人」を披露し、会場を沸かせていた。

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