(下)クリス・ヘムズワースに演技指導するマイケル・マン監督(C)Universal Pictures

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マイケル・マン監督が5年ぶりに手がけたサスペンスアクション「ブラックハット」が5月8日に公開される。同作でクリス・ヘムズワースを主演に抜てきした理由や、香港で行った撮影などについてマン監督が語った。

世界中で多発するネットワーク不法侵入による凶悪犯罪をテーマに、ハッキングの罪で投獄中の天才プログラマーが正体不明の犯人に迫っていくさまを描く。物語はアメリカ、中国(香港)、マレーシア、インドネシアという4カ国を舞台に展開する。

主人公ハサウェイを演じるのは、「マイティ・ソー」「アベンジャーズ」などのクリス・ヘムズワース。近年はアクション俳優としての活躍が目覚しいヘムズワースについてマン監督は「まっすぐで芯があって素直なところがハサウェイの役柄とマッチしていました」と明言。さらに「クリスの役作りに対する情熱も、私にとっては撮影に挑む上で大事でした。とにかく彼は役に没頭するんですよ。我を忘れてシーンに入り込むことで、実際の出来事を体験しているかのような自然な感じを出してくれるんです。私が見込んだとおりに、あの熱さと素直さで役になりきってくれました」と満足げに話す。

夜の街並みを撮らせたら右に出る者がいないと言われるマン監督だが、とりわけ香港での撮影は楽しみだったという。「1979年に初めて香港を訪れて以来、ずっとあそこで撮りたいと思っていました。街に原色があふれているのでデジタルで撮影するには難しい場所ではありますが、香港だけは譲れませんでした。緊迫感と活気が強烈ですから」。また撮影監督を務めたスチュアート・ドライバーグに関しては「スチュアートが持つ柔らかい光の感覚が本作に合っていましたね。これを僕は求めていたし、彼には特別な感性があるんです」とその仕事ぶりをたたえた。

自身がメガホンをとった作品の中で最大のスケールとなった今作について「映画を作り始めて以来の素晴らしい体験だったと言ってもいいですね」と語るマン監督。「これだけの規模と野望を抱える企画にはトラブルもつきものですが、キャストもスタッフもさすがにみんなプロですよね。ひとたび結束して覚悟を決めたらひるむ者などいませんでした。そんなみんなの意見を求めながら作った映画です」と結んだ。

「ブラックハット」は5月8日より全国公開。

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