サンダルの準備はできてる?「まるでプロの仕上がり」な足の爪の切り方

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こんにちは!15万本以上の爪を施術してきたネイリストでスキンケアカウンセラーの川上愛子です。もうすぐ、サンダルやミュールの季節がやってきますね。足先の準備はできていますか?かかとのガサガサや指毛のケアはもちろんのこと、足の爪は綺麗に整えてありますか?今回は、美しく見える足の爪の切り方をお伝えします。

■足の爪の美しい形とは?

足を美しく見せる爪の形はご存知ですか?足の爪は、角のない四角が最も美しい爪の形と言われています。足の指を横から見るとわかりやすいのですが、爪は、指に沿って下向きに丸まって生えていることが多いのです。下向きのまま先端だけを真っ直ぐに切ると、角が皮膚に当たって痛い人も多いのではないでしょうか?先端を真っ直ぐに整えたら、必ず横から見て、下向きに生えているサイドを指と平行に整えてから角を丸くしましょう。それだけで「皮膚に食い込む感じ」がなくなり、プロが仕上げたような美しい四角の爪にすることができます。

■サイドを整えても皮膚に当たって痛い場合

サイドを削って、角を削ってもまだ爪の食い込みを感じる場合は「巻き爪」になっている可能性があります。巻き爪が痛いからと足の爪を丸く切ってしまうと、皮膚を支える爪の角がない為に、爪周りの皮膚がどんどん盛り上がってきて、爪が伸びてくるだけで痛みを感じるような状態になることも。皮膚も炎症を起こしてしまうので、サンダルを楽しめなくなってしまいます。足の爪を丸く切らないと痛い!という方は、早めに「巻き爪矯正」することをおすすめします。現在は、マニキュアを塗ることのできる巻き爪矯正もありますので、ネイルサロンやフットケア専門店、皮膚科での巻き爪矯正を行ってみてください。

■足の爪の理想的な長さとは

足の爪の長さは、足の指から爪が出ないくらいか指と同等の長さが美しいバランスとされています。あまり短いと、指が太く見える傾向がありますし、あまり長いとサンダルから出る爪のバランスが良くありません。足の爪は、手の爪よりも成長が遅いですが1〜2か月に1回は必ずカットしてネイルファイルで整えるようにしましょう。

■足の爪の表面が凸凹していて美しくない場合は

足の爪は、よく表面が凸凹になりがちです。凸凹になる理由として・きつい靴を履いて爪が圧迫されている・爪を伸ばしすぎている・バレエ等で爪先立ちの機会が多い・余分な甘皮や角質が張り付いている・歩き方の癖

等が挙げられますが、稀に細菌に感染し爪が肥大化している場合があります。凸凹が気になる際や、爪表面の変色・爪がボロボロと崩れる等、気になる症状が見られる際は、必ず皮膚科専門医を受診しましょう。「マニキュア塗っちゃえば見えないし」なんて放っておくと、思わぬ病気が潜んでいるかもしれません。サンダルの季節を迎える前に、綺麗な足先にする為にも気になる症状は必ず病院でチェックしてもらってくださいね。

■おわりに

サンダルの季節はたくさんの人に足先を見られることが多いです。サンダルの季節になってから焦ることのないように、今から「美しい足先」目指して足のケアをしてみてくださいね。

(川上愛子/ハウコレ)