ニッポン放送<4660>とフジテレビジョン<4676>は23日、ライブドア<4753>への対抗策として、ニッポン放送がフジテレビに対して第三者割り当てによる新株予約権を発行すると発表した。現在発行済みの株式数3280万株より多い4720万株の新株を発行でき、フジテレビはニッポン放送を完全子会社化することができるため、ライブドア側の対応が注目される。


日枝 久・フジテレビジョン代表取締役会長(撮影:吉川忠行)
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亀渕昭信・ニッポン放送代表取締役社長(撮影:吉川忠行)
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 都内で同日開かれた会見で、ニッポン放送の亀渕昭信社長は「フジ・サンケイグループに残るためのベストの手段。離脱を余儀なくされれば、企業価値に甚大な悪影響がある」と述べた。また、フジテレビの日枝久会長は、ライブドア側が今回の件の差し止め訴訟を起こした場合の対応を質問され、「訴訟するなら受けて立つ。司法の場では一連のことを判断されるだろう。それを世に問いたい」と答えた。

 また両社は、ニッポン放送が保有するフジテレビの22万株を大和証券SMBCへ消費貸借することも明らかにした。【了】