【ファンキー通信】私もマインドマップで賢くなりたい

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 先日「マインドマップを書いて小学生が賢くなった」というニュースを読んだ。この「賢く」ってのは、「発想力が豊かに」なったということ。20代も半ばを過ぎ、すっかりヒラメキ力が低下してしまった今日この頃。自分も小学生を見習って「マインドマップで賢くなろう!」と思い、早速書いてみることにした。

 ・・・ってその前に「マインドマップ」とは何ぞや? それがわからないと書けないじゃないの! 「マインドマップ」とは、60年代後半にイギリスの著述家、トニー・ブザンさんによって発案された図解表現技法。ある1つのテーマやイメージを図の真ん中に置き、そこから枝分かれ式にキーワードやイメージを繋げていき、発想を延ばしていくというものだ。「マインドマップ」を描くと、複雑な問題でもコンパクトに表現でき、それを理解するスピードも速くなるのだとか。

 なるほど。確かに、「ガンダム→シャア→赤い彗星→キャスバル兄さん→アルテーシア・・・」というように1人で連想ゲームをし始めると、どこで終わりにすればいいかわからなくなるほど、頭の中で単語の流出が止まらなくなるものね。

 「マインドマップ」は本来、A4・A3ぐらいの大きめの紙と色ペンを使って手で描いていくものらしいのだが、今回はパソコン上で描くための専用フリーソフトを使って描いてみた。テーマは「わたしの夢」だ。とりあえず「夢」というか「切実な願望」が3つほどあったので、それをテーマに繋げて書き込んでみる。すると、出るは出るは・・・。

 例えば私の場合、深刻なほどに集中力がないので、「わたしの夢」→「集中力アップ」と書き込むと、「ネットサーフィンしない」→「YouTubeばっかり見ない」→「ゴシップ検索ばっかりしない」・・・というように、集中力をアップさせるための個人的な対処法がダダーッと、自然に浮かんでくるのだ。

 こりゃスゴい! 最初は「発想力を延ばして、賢くなりたい!」と思って描き始めた「マインドマップ」だったので、その点ではあまり功を奏さなかったが、賢くなるための着実な一歩は踏めたような気がする。

 皆さんも、困ったときは「マインドマップ」を描いてみてはいかが? ちなみにブザンさんが提唱する「マインドマップ」の描き方には12個のルールがあるので、それらをしっかり守ってより良質なマップを完成させよう。(遠藤麻衣/verb)

■関連リンク
ブザン ジャパン - 文中で紹介したマインドマップの12のルールが掲載されている「ブザン・ジャパン」のWebサイト