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村上被告 宮内証人に自ら質問

「ニッポン放送の件、お願いせず」との証言引き出す

【ライブドア・ニュース 2006年12月18日】− ニッポン放送株のインサイダー取引事件で、証券取引法違反(インサイダー取引)の罪に問われた「村上ファンド」前代表、村上世彰被告らの第3回公判が18日、東京地裁(高麗邦彦裁判長)で開かれた。検察側証人として出廷したライブドア(LD)元取締役、宮内亮治被告=同法違反の罪で公判中=に対する反対尋問の中で、村上被告は自ら質問。自身に有利な証言を引き出す場面があった。

 検察側は冒頭陳述などで、2004年11月8日の会合で村上被告はLD側からインサイダー情報の提供を受けたと主張している。村上被告からこの会合後から同年末にかけて「ニッポン放送の件を私に直接お願いしたことがあるか」と問われると、宮内被告は「お願いした案件の中に、ニッポン放送はなかった」と述べ、村上被告に有利な証言を行った。

 また、弁護側はニッポン放送買収資金に関して「巨額の資金調達は困難だったのではないか」と追及したが、宮内被告は「交渉事なので、やってみないと分からないと思った」と答えた。

 村上被告は11月30日の初公判での意見陳述で、LDのニッポン放送買収計画について、当初「LD一流の思いつきの面白おかしい大言壮語」と受け止めていたと話している。
 
 それに関連して宮内被告は、LD元社長、堀江貴文被告=同法違反の罪で公判中=が思いつきで企業買収を指示していた実態を証言。こうした案件について、LD社内では「堀江フラッシュ」と呼んでいたことを明らかにし、例としてソニーや養命酒、モンゴルの銀行などの買収を挙げた。「LDとまったく関係ない事業の会社を買ってどうするのか」とささやかれていたというが、宮内被告は「トップの意向なので、まず引き受ける。そして、交渉が頓挫することを期待する」と、表面上は堀江被告の意見を尊重していたと述べた。

 宮内被告への反対尋問は19日も続けられる。【了】

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