過酷な環境に 新型ノートPC
NEC<6701>は5日、屋外作業などで使用する業務用堅牢ノートパソコン「shieldPRO(シールドプロ)」を同日から発売すると発表した。
同機は、2004年秋に発売された堅牢モデルの後継機。バッテリによる駆動時間は5時間から8時間に伸び、ボディも2.5キロと、従来機に比べ約2割の軽量化を実現した。OSは「Windous XP Professional SP2」を搭載する。
特徴は、90センチの高さからコンクリートの上に落としても壊れない堅牢性で、マグネシウム合金を本体に使用することで実現した。マイナス20度から50度までの環境に対応可能で、ほこりや水の侵入を防ぐ、防塵・防水性能を備えている。
また、購入時には、倉庫などの暗い場所でも使用できるバックライト付きキーボードや指紋認証などの、使い勝手のよさや安全性を追求したという機能が選択できる。画面には12.1型液晶を採用した。
価格はオープンで実売価格は20万円代後半から30万円代前半になる見込み。目標販売台数は2年間で2万台と、従来機の約10倍の販売を目指す。
同社によると、国内の堅牢ノート型パソコンの販売台数は、昨年から今年にかけて20%程度伸びており、今後も成長が期待できる分野だという。NECは新製品の投入で、現在年間2〜3万台の堅牢ノート型パソコンの国内市場を拡大させ、そのうちの30〜40%ほどのシェアを狙いたい考えだ。海外展開は、市場規模が日本の10倍ほどの北米や欧州などを見据えて検討中としている。出荷開始は07年1月末を予定。【了】
同機は、2004年秋に発売された堅牢モデルの後継機。バッテリによる駆動時間は5時間から8時間に伸び、ボディも2.5キロと、従来機に比べ約2割の軽量化を実現した。OSは「Windous XP Professional SP2」を搭載する。
また、購入時には、倉庫などの暗い場所でも使用できるバックライト付きキーボードや指紋認証などの、使い勝手のよさや安全性を追求したという機能が選択できる。画面には12.1型液晶を採用した。
価格はオープンで実売価格は20万円代後半から30万円代前半になる見込み。目標販売台数は2年間で2万台と、従来機の約10倍の販売を目指す。
同社によると、国内の堅牢ノート型パソコンの販売台数は、昨年から今年にかけて20%程度伸びており、今後も成長が期待できる分野だという。NECは新製品の投入で、現在年間2〜3万台の堅牢ノート型パソコンの国内市場を拡大させ、そのうちの30〜40%ほどのシェアを狙いたい考えだ。海外展開は、市場規模が日本の10倍ほどの北米や欧州などを見据えて検討中としている。出荷開始は07年1月末を予定。【了】