年末ジャンボ宝くじ発売初日の24日、都内の大当たりの名所「西銀座デパート チャンスセンター」には"3億円"が展示された。(撮影:吉川忠行)

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師走もせまる24日、恒例の年末ジャンボ宝くじ(第513回全国自治宝くじ)が全国で発売開始された。

 今年の年末ジャンボは1等が2億円、前後賞が各5000万円で、1等と前後賞を合わせると3億円が当たり、2等は1億円。当選本数は1等74本、前後賞148本で、2等は昨年より74本多い296本となった。1等と2等を合わせると370人の億万長者が誕生する。

 また、3等は昨年の500万円から10万円に下がったが、当選本数は10倍の7400本となった。特別賞「大みそかラッキー賞」1万円が74万本用意され、宝くじを扱うみずほ銀行では今年の年末ジャンボを「億万長者への夢と同時に、当たったときの喜びも実感していただける宝くじ」としており、高額賞金が当たらなくても「それなりに」当たった喜びが感じられるように配慮したようだ。

 例年長蛇の列ができる大当たりの名所、東京都中央区の「西銀座デパート チャンスセンター」では、今年も多くの人が早朝から列を作り、宝くじを買い求めていた。みずほ銀行によると、発売開始の午前8時半の時点で、昨年と比べて200人少ない1000人が並んだという。チャンスセンターには「宝くじ幸運の女神」のが訪れたほか、3億円分の1万円札のイミテーションも展示され、年末ジャンボ発売を盛り上げた。

 価格は1枚300円。発売期間は12月20日までで、抽選は12月31日に都内の東京厚生年金会館で行われる。【了】

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