歌声から知る「子どもの権利」
国連が定めた「世界子どもの日」の20日、人権団体アムネスティ・インターナショナル日本が子どもの権利について考えるチャリティーコンサート「ハートぽっぽ」を、東京都新宿区の区立新宿文化センターで開いた。
同コンサートは、1989年に国連で採択され、世界中のほぼすべての国が加盟しているにもかかわらず知名度の低い「子どもの権利条約」の存在を知らせ、子どもの権利が十分に守られていない世界の実情を伝えるために企画されたもの。収益の一部は、児童労働に反対する活動家で、「グローバルマーチ」代表のカイラシュ・サティヤルティさんがインドで運営する子どものためのリハビリ施設に寄付され、図書館の蔵書購入費用などに充てられるという。
会場では、タレントのはなさんが『子どもによる子どものための「子どもの権利条約」』(小学館)を朗読。フランシス・マヤさんらミュージシャン4人が条文の内容に合った歌を力いっぱい歌うと、聴衆から大きな拍手が起こった。はなさんは朗読後、「シンプルに書かれていて読みやすいのに、重い言葉。大人の私にも響くメッセージで、私自身も深く考えさせられた」と感想を語った。【了】
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アムネスティ・インターナショナル日本
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