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家庭用プリンター、多機能より、しっかりと紙送りを!

【PJ 2006年10月14日】− プリンタの季節になった。日本の国内シェアを2分している、キヤノン、エプソンとも、新機種を出している。家庭用プリンタが一番活躍するのは、年賀状の印刷とデジカメ写真の印刷だろう。そのせいか、ちょっと前までは、きれいに印刷できるとか、色が褪せないとか印刷した品質を売りにしていたが、去年ぐらいから、複合機が増えてきた。スキャナとコピー機と印刷機を一緒にしたものだ。
 
 キヤノン、エプソンに、HPぐらいで、日本の家庭用インクジェットプリンター市場のほとんどを占めていると思う。CDラベルの直接印刷、写真印刷を紙一杯に出来るというのは当たりまえで、インクの粒が何ピコリットルだから、写真に粒状感が少ない。スピードが速い。もう何を売り物にするのか分からなくなって、価格ばかり下がる。それで、複合機にして、単価を上げようとしているように見えてしまう。

 しかし、プリンタの一番基本的な性能の一つは、紙送りの安定性だろうと思う。普通にA4の紙を印刷しているときはあまり感じないが、特にPJになってから、名刺を自分で刷ることが多くなった。展示会に行くと、すぐに20枚ぐらいはなくなってしまう。名刺を会社から支給される人でなければ、自分で刷るか店に頼むかだろう。A4の用紙に名刺の切れ目が入っている紙もあるが、切り離したときに、名刺の周りがギザギザになって、あまり感じが良くない。最近は、そういう人が増えたのか、1枚が名刺の大きさになった用紙を売っている。

 120枚ぐらいで1箱360円ぐらいだ。これに、PJも印刷するのだが、これがなかなか難物だ。何しろ名刺は小さい。プリンタに刷れる大きさは、名刺からA4となっている物が多い。今まで、各メーカーのプリンタを2年に1度取り替えてきた経験で言うと、ローラーで紙を押している方式は、半年か1年すると、ローラーに紙のかすやほこりがたまって滑りやすくなり、紙送りを失敗するようになりやすい。

 エプソンのプリンタは、ローラーで押しだすと同時に、名刺の前を細かい歯車で引っかけて引っ張るので、名刺の縁ぎりぎりまで印刷しても、比較的問題が少ない。紙を手前から入れて、ローラーの周りをぐるっと一回りしてくる形式の物は、周りの空間を取らなくて良いが、名刺が斜めに印刷されたりする。

 名刺だけを印刷するわけではないのだが、名刺の紙は厚いし、堅いし、小さい。これをしっかり送れれば、たいていの紙は大丈夫の気がするのだがどうだろうか。華やかな性能を競うだけでなく、最も基本的な、どんな紙でも間違いなく送り続ける、という性能を売りにするメーカーはないものだろうか。【了】

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※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 安居院 文男【 東京都 】
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