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笑顔のない日本人は、三流の国際人?(上)

笑顔のない日本人は、三流の国際人?(上)
「笑顔は人間関係の潤滑油。だれにでもできる、副作用のない万能薬です」と話す藤原秋子さん。3日、東京・北区赤羽会館で。(撮影:穂高健一)
【PJ 2006年10月11日】− 欧米の人たちに較べ、日本人は笑顔が少ないといわれる。写真を撮る場合でも『はい、笑顔』とか『チーズ』とかいわれても、なかなか上手にできない。各企業の社内研修では『笑顔で接客』という訓練が随所でおこなわれている。日常のなかで、笑顔が出来ていないから、そういう教育が必要なのだ。

 欧米人はデパート、スーパー、レストランで、お金を支払うとき、ごく自然に「サンキュー」と笑顔でいう。日本人となると、大半がブスッとした顔で、無言でレジ係にお金を手渡す。意識、無意識を問わず、『お客様は神様だ』という、妙に舞い上がった態度が見え隠れする。つまり、『金を払うほうが優位』という考えに支配されているのだ。

 ドイツに長期滞在した経験を持つ薬剤師から「笑顔のないお客は、マナーの知らない人間です」と聞かされたことがある。日本人はサンキューという簡単なことばも、笑顔すらもない。だから、感じの悪い三流の人間だと陰口をたたかれるのだ。

 お客とは本来、物やサービスを提供してもらう側で、謝意を表す立場なのだ。ホスピタリティーが根づいた欧米では、『お客様は神様』という考え方はまず通用しない。売る側、買う側ともにフィフティー・フィフティー(五分対五分)の思想なのだ。

 日本人が海外で尊敬の念をもたれないのは、しゃべれない英語に原因がある、という意見が多い。「英語が話せる以前に、笑顔ができるか、否かです」というのは、海外旅行コンサルタントの田中嘉文さん(63・横浜)だ。田中さんは永年にわたって大手旅行会社に勤務し、海外駐在も経験してきた。

 「英語がしゃべれなくても、笑顔で『ありがとう』といえば、この人は歓んでくれている、と相手に通じます。笑顔が最高の国際語です」。日本人は国内のふだんの生活のなかで、もっと笑顔をつくることだと、田中さんはつけ加えた。

 笑顔は子どものうちから親が教えるもの。いまや家庭でも、学校でもほとんど教えない。他方で、社会人のなかには積極的に笑顔を学ぶ人たちがいる。

「学べば、自然な笑顔はできます。表情筋や笑顔金の筋力トレーニングで」とイメージアップ・コンサルタントの藤原秋子さんが語る。藤原さんは日本笑い学会(会長、井上宏関西大学教授)の会員、東京都北区いきいき講座講師。他方で、カノン・プレス・サテライト社長である。

 東京・北区主催で『笑顔筋のストレッチ』が9月12日から週1回、述べ4日間にわたり開催された。講師は藤原秋子さん。『笑顔筋のストレッチ』は、鏡を持参した、実践参加型の講習会だった。
「笑顔はまず形から入ります。そうすれば、心も笑顔になれます」。それが藤原さんの指導方針だった。【つづく】

■関連情報
カノン・プレス・サテライト・藤原秋子さん
048−255−9167
eメール:akiko12171946@yahoo.co.jp

記者HP:穂高健一ワールド

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※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 穂高 健一【 東京都 】
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