若い女性のオフィスファッションって、どんどんカジュアル化していると思いません? 

 そこで調べてみたらこんな調査結果が。株式会社マクロミルが東京都在住の20〜25歳の女性会社員を対象に「OLのオフィスファッション調査」を実施したところ、「会社の服装は自由(規定ナシ)」と回答した人が全体の44%に上ったんだとか。これは、10年前の「会社の服装は自由(規定ナシ)」が31%だったのに比べ、実に10%以上ものポイントアップなんだそう。

 「取引先との打ち合わせやフォーマルなビジネスシーンなどでは、オフィスの服装の常識は存在するものの、それ以外の日常的な通勤服として「キャミソール」、「ナマ足」、「ジーンズ」が認められているケースは、なんと過半数超えの6割以上。これまで一般的にNGとされてきた服装がTPOに応じて容認され、女性オフィス服のカジュアル化がまさに進んでいるようです。

 とはいうものの、一方の男性って、どこまで自由な服装が許されているんでしょう?

 「内勤の人はわりとカジュアルですけど、営業はお客さんと接する機会が多いので、スーツの着用が義務付けられています。見た目に清潔感、信頼感があるからでしょうね」(営業職 32歳 男性)

 「平日はスーツですけど、金曜日は“カジュアルフライデー”といって、わりと自由な服装が許されています。でも、シャツは襟付きでズボンの中に入れる。ジーパンはNGで、チノパン、革靴が必須になっています」(外資系 28歳 男性)

 「なんでもOKです。でも、個人的に大きなイベントがある時や、堅めな取引先と打ち合わせがある時は、ジャケットを着たり、だらしなくないよう“デキル男”風にしています」(マスコミ系 29歳 男性)

 ん〜、どうやら企業というよりは、職種や業界によって自由度が違ってくるよう。マスコミ系は大半が自由というのに比べ、他業界では、「Tシャツ」、「ジーパン」、「スニーカー」、「サンダル」はNGというところが多数。結局認められているのは、チノパンや襟付きシャツなど、「カジュアル≠自由」というコトのようで、女性よりかなり多めの決まりごとが存在するみたいです。

 男性の方がオフィスの軽装選びが大変なのかも。(清川睦子/verb)

 ■関連リンク
若手OLのオフィスファッション調査 - 文中で紹介した株式会社マクロミルが行った「若手OLのオフィスファッション調査」の概要

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