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バングラデシュの「最高級」(上)

バングラデシュの「最高級」(上)
上)バングラデシュ・ダッカ市内にある高級デパート「ボシュンドラシティ」の豪華な店内。下)ダッカ「ボシュンドラ・シティ」の店外。大きなカメラを持った筆者に気づいた物売りの子どもたちが筆者に近づいてきた(フレーム外にはほかにも沢山の子どもたちがいる)。(撮影:山本宏樹、8月5日)
【PJ 2006年09月24日】−
混沌の街、ダッカ=バングラデシュ(下)からのつづき。
物乞い、スラム、ごみの山。先進国に住む私たちは「開発途上国(発展途上国)」という言葉をきくと「貧しい」という形容詞を容易に思い浮かべる。もちろんそれは間違いではないし、それを否定すれば偽りになるが、「貧しいだけ」というのも正しい認識ではない。

 経済的な側面でそれが当てはまらない「お金持ち」がバングラデシュにも、もちろんいる。ただ、「お金持ち」でなくても、バングラデシュの人々は、とても幸せそうな笑顔を見せてくれる。感性豊かなバングラデシュの人たちと話をしていると、物質的な豊かさイコール「幸せ」では必ずしもないことに気付いた。

 とはいえ、スラムなどの貧しい地域に生まれた子どもたちは、机について勉強することが難しいという現実がある。バングラデシュの子どもたちは出自によって、将来を選ぶ選択肢が非常に限られているのだ。

 さて、今回は「豊かさ」という切り口からバングラデシュをのぞいてみたい。

バングラデシュの最高級デパート「ボシュンドラ・シティ」
 世界最貧国の一つといわれるバングラデシュで、「最高級」と呼ばれるものは一体どのようなものなのか、わたしはそれをどうしても確認したかった。

 バングラデシュで最も大きく、最も高級とされるショッピングモール「ボシュンドラ・シティ」は地上階から7階(ただし、6階売り場は建設途中)までの8つのフロアに、パンジャビやサリー、子ども服に高級腕時計、携帯電話、家電製品、パソコン機器やMP3プレイヤーなど、何でもそろう巨大デパートだ。ちなみに「ボシュンドラ」とは「世界」を意味する。

 入り口にはセキュリティ対策のためのゲートがあり、その横には警備員が常駐している。荷物検査をしなければ中には入れない。バングラデシュではこうした安全対策を施している店はめずらしい。店内にはシンドラー社製のエレベーターやエスカレーターが設置され、エレベーター内には「エマージェンシーパワー(緊急時用電力)」ボタンも備え付けられていた。また、「停電になってもパニックを起こさないように」との注意書きも添えられていた。【つづく】

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※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 山本 宏樹【 東京都 】
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