危険日、夫婦・・・と言っても夜の営み話ではありません。というより、その逆。この危険日とは“離婚危険日”なのです。英・ロンドンの心理療法の専門家がこのほど、夫婦げんかをする確立が最も高い日にちは「8月30日」という説を発表。なんでも、この日は8月最後の連休(バングホリデー)後で、うつ病状態に陥りやすく、夏が終わり、クリスマスまで公休がないというさびしさ・むなしさの「3つの悪条件」が重なる日だそう。

 精神状態の悪さに加え、バカンスで楽しんだ出費が家計に負担、日照不足、などがプラスされ夫婦間のイライラは8月後半ともなると爆発寸前に! これなら、けんかが起こるのも無理ない・・・!?

 では、ロンドンが連休後の「8月30日」なら、日本ではいつが危険日? 夫婦げんかが増えれば「離婚」の文字も頭に浮かんでくるのでは。そこで、多くの主婦・亭主の悩みを受ける「離婚相談所」に聞いてみた!

 ロンドンの例から考えてみると、日本の連休といえば5月のゴールデンウィークやお盆、正月といったところが代表的。5月なら、「ゴールデンウィークに家でだらだら過ごす亭主と、五月病が重なって始終イライラ」といったところだろうか。また、盆と正月は「帰省時に起きた嫁姑問題、しかしダンナは見てみぬふり」という線がアツイ。しかし、予想は見事に外れ、答えは「6月と12月」という意外な結果に。これまたどうして?

 「理由はこの時期がボーナスが支給される時期だということ。ボーナスを当て込んで、財産分与や慰謝料の請求を起こすことが多いのでは・・・」(離婚相談の専門家 行政書士の鷹取雄一さん)

 ひぇ〜! なんて現実的なお話。しかも12月は新たな気持ちで新年を迎えたい! という気持ちから、特に相談者の行動も積極的になるそうです。大掃除をするように、自分の過去もキレイさっぱり、ということなのでしょうか。コレを読んでいる既婚者の皆さん、最近夫婦の関係うまくいってますか? もしかすると、次のボーナス時にもらうものは「明細書」じゃなく、「離婚届」・・・な〜んてことにならぬよう、日頃から夫婦仲を良好にする努力をしたいものです。(坂井あやの/verb)

■関連リンク
24時間電話離婚相談所 - 文中でコメントを寄せた鷹取さんが所属する相談所のWebサイト