【ファンキー通信】弟・妹は芸人を目指すべし!?

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 ハーフォードシャー大学の心理学者でユーモアの研究家としても知られる、イギリスのリチャード・ワイズマン教授が先日、一風変わった調査結果を発表した。

 ユーモアに長けた人というのは兄弟・姉妹の中でも年下、つまり弟や妹に多いというのだ。具体的な数値は、簡単に人を笑わせることができるという人のうち56%が年下で、32%が年上。ひとりっ子に関しては11%に過ぎなかったという。

 この結果についてワイズマン教授は「生まれた時から親の注意を自分に向けようとする競争意識があるため」と述べた。そして兄や姉よりも親の注意を自分に向けるために、ユーモア=笑いを手段のひとつとして用いているのではないかと分析。実際にミスタービーンのローワン・アトキンソン、チャーリー・チャップリンといった英国のコメディアンも弟や妹であるため、信憑性は高そうだ。

 ここ日本でもこの調査結果は当てはまるのか、代表的なお笑い芸人について調べてみた。明石家さんまは3人兄弟の2番目でピッタリ。ビートたけしも4人兄弟の4番目。ダウンタウン・松本人志にしても3人兄弟の3番目で文句なしに当てはまる。偶然と言えば偶然かもしれないが、それでも調査結果通りの答えが出た。

 芸人とは反対にお堅い仕事、政治家ならどうなのかも調べてみた。小泉首相は3人兄弟の2番目、話題の安倍氏も3人兄弟の2番目だ。つまり人気ある人は弟か妹でいて、ユーモアたっぷりというワケだ。ちなみに小泉首相や安倍氏と真っ向から対立する、民主党の小沢代表も調べてみた。すると出ました、ひとりっ子! やっぱり逆を行くみたいです。

 弟か妹にユーモアがあるとすれば、長男や長女に考えられるのは堅実で真面目なところだ。みなさんもワイズマン教授の調査結果をもとに、一度自分を分析してはいかがでしょう? (清水憲一/verb)

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