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世界チャンピオンには敬意を払うべきではないか?

【PJ 2006年08月10日】− 亀田・ランダエタ戦をめぐって、テレビでもインターネットでも活発な議論が交わされている。亀田批判の意見のひとつとして、亀田選手の対戦相手に対する挑発的な態度が、青少年に悪影響を与えるのではないかという意見がある。しかし、こうした態度をとる亀田選手に、不良少年が希望を感じることだってある、とPJは考えている。ワーキングプアという働いても貧しいという閉塞した日本の状況のなかで、自分を不良だと感じている不良少年、不良中年、不良老人が世間にはあふれかえっているではないか。不良少年が拳ひとつで世界を獲るという夢に魅せられた彼らの支持もあり、瞬間視聴率52.9%という高視聴率につながつたのだろうとおもう。

 ボクシングは命がけのショービジネスであるとPJは考えている。駆け引きも、過剰な演出も、他人に迷惑をかけなければ許されるのではないかとおもう。それは、リングは現実とは違ったショーを見せる空間であるから。元世界チャンピオンのボクサーのなかにも、亀田選手を厳しく批判している人もいる。けれどその批判には亀田選手に対する助言がふくまれているとPJには感じられる。

 元世界チャンピオンには王者になるためにどんなに厳しい練習が必要で、どんなに折れない心が必要かわかっているのだろう。だから私達も世界チャンピオンを批判するときは敬意というフイルターを通してから批判するべきだとおもう。

 勝てば官軍という言葉がある。次回以降の試合で亀田選手が勝てば官軍になり、負ければ賊軍になるのだろう。負けても感動的な試合をすれば半官半賊というところか。それとも勝っても負けてもまたマスコミが騒ぎ出して喧々囂々となり、さらに脅威的な高視聴率を生み出していくのか、どうなっていくのかPJには予想がつかない。【了】
※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 加納 昌久【 東京都 】
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