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露鵬さんは、メディア・スクラムの被害者かもしれない

【PJ 2006年07月18日】− 幕内力士、露鵬さんの事件について、日本相撲協会の北の湖理事長が17日、マスコミに対してカメラマンにも非があるとの見解を示した。これについてマスコミは、「露鵬によるマスコミのカメラマンへの暴行事件」だと主張しているが、ホントウにそうなのだろうか。この事件は、ある人をターゲットにして暴力取材を行うメディア・スクラム(集団的加熱報道)そのもので、実は露鵬さんが被害者ではなかったのか・・・。

 18日付のスポニチ報道によると、北の湖理事長は相撲記者クラブとの懇談会で事件の経緯について「カメラの方が前で撮ろうとして(自分から露鵬の)前に出たということもあり得る」と発言したとされる。さらにスポニチは、北の湖理事長の発言について「その後も『(カメラマンが)撮ろうとしたからでしょ』と主張し、露鵬の行為については『殴ったと誤解されても仕方がない』と『誤解』という言葉を使った。あくまで撮影を制止しようとした露鵬の手が当たっただけとの解釈だった」と批判した。ちなみに、スポニチは被害者とされるカメラマンが所属する毎日新聞の系列会社である。

 北の湖理事長が、予想されるマスコミからのバッシングを浴びてでも、露鵬さんをかばった背景には、メディア・スクラム的な状況があったからではなかろうか。当事者であるマスコミの報道からは、残念ながら事件の真相はうかがい知れない。狭い場所で大勢のマスコミが押し寄せて取り囲まれ、立ちはだかる彼らを振り切ろうとすれば当然、体が接触してしまう。このような状況で執ように露鵬さんにちかづき、フラッシュを浴びせるマスコミがけがを負ったのであっても、露鵬さんに非があるといえるのだろうか。毎日新聞のカメラマンは「全治4日間のけが」を負ったそうだが、一方の露鵬さんにはマスコミ被害による精神的な苦痛だけでなく、肉体的なけがはなかったのだろうか。【了】
※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 小田 光康【 東京都 】
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