ゲストさんログイン

ウェブ検索

最新ニュース! クリックするほどよく分かる

livedoor ニュース

今週のお役立ち情報

衛星画像は調整中無料=JAXAシンポジウム(上)

衛星画像は調整中無料=JAXAシンポジウム(上)
上)JAXAシンポ開演前の読売ホール。 下)左から、山根一真、プロジェクトマネージャ富岡健治、研究領域リーダ島田政信の各氏 東京有楽町読売ホールで、4日。(撮影:安居院 文男)
【PJ 2006年07月06日】− 宇宙開発研究機構(JAXA)が4日、東京・有楽町読売ホールで、2回目のシンポジウムを開いた。テーマは、「宇宙がつむぐ、あなたの未来」。時間は17時から20時までで、ホールの2階席も参加者が埋まる盛況だった。陸域観測技術衛星「だいち」のスーパー眼と、「はやぶさ」が小惑星「イトカワ」に触れた瞬間の二つの話を、ノンフィクション作家の山根一真氏がJAXA関係者に聞いた。

 山根一真氏は、このシンポジウムのために、アマゾンへの日程を変更して、「だいち」プロジェクトマネージャ富岡健治氏、リーダの島田政信氏と、はやぶさプロジェクトマネージャの川口淳一郎氏から、それぞれのエピソードを興味深く引き出してくれた。

 休憩の後、特別セッションの「宇宙活動におけるロボットの可能性」が1時間あった。参加者は、ロボカップ国際委員会ファウンディング・プレジデントで、ソニーのアイボ開発者だった北野宏明、東北大学特任教授で、SF作家の瀬名秀明、JAXA理事長の立川敬二各氏。進行は宇宙センター長の的川泰宣氏。

「だいち」とは
 「だいち」は、2006年1月24日に打ち上げられた世界最大級の地球観測衛星。打ち上げから、約半年以上調整運転が必要で、正式運用は10月末だが、実際は打ち上げ直後から、「レイテ島の巨大地滑り」「メラピ火山の噴火兆候」「ジャワ島中部地震」「タイの洪水」など、立て続けに現場の鮮明な画像を撮影して、各国政府からの要求に応えた。

 「だいち」はレーダーと、光学系のセンサーを持ち、96分で地球を南北方向に回る。同じところを46日に1回観測できる。レーダーは10メートルの大きさの物を見分けられる。光学系センサーは2.5メートルの物を見分けられる。レーダーは、木の葉を通してその下を見ることができる。

 本体の大きさは高さ6.5メートルと、かなり大きい。太陽電池のパネルは9枚のパネルを折りたたんだもの。軌道上で衛星の横に広げると、幅3メートル、全長22メートルになる。パネルの重さは、全部で250キロと軽い。折りたたんだ1枚のパネルは各8本のボルトで留めてある。パネル9枚では、合計72本になる。パネルを開くには、72本のボルトを、一つひとつ火薬で爆破する。パネルが開かなければ、地球約1周で衛星の電源がなくなり、死んでしまう。セルは太陽電池で有名なシャープ製だそうだ。

 本格的な運用はこの10月末からだが、調整中の画像は、無料で見られる。運用してからは、1枚2万5000円で使えるように考えているそうだ。山根氏が、会場の雰囲気をつかみながら、興味ある話を引き出し、次々と泥臭いというか、おもしろい話が出てきて、あっという間に1時間が経ち、質問の時間もなくなってしまった。【つづく】

■関連情報
宇宙開発研究機構(JAXA)
※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 安居院 文男【 東京都 】
この記事に関するお問い合わせ / PJ募集
コメントするにはログインが必要です
ログインしてください
投稿

前後の記事

PJニュースアクセスランキング

注目の情報
暮らしのピカイチ道具集めました
「火曜だよ、通販生活」では食品から家電まで、徹底的に品質と安全に
こだわって、競合品と使い比べたり実際の使用者の声を取材したりしな
がら商品ジャンルごとのピカイチ道具を選出し、販売しています。


火曜だよ、通販生活