2005年のサラリーマン世帯1カ月の生活費は30万円強で、貯蓄高は200万円未満が最も多かったことが3日、総務省が発表した「家計簿からみたファミリーライフ」と題する家計調査で分かった。

 サラリーマン世帯の1カ月の平均収入は、1世帯当たり52万5000円で、税金や社会保険料などを除いた手取り収入は44万1000円だった。このうち32万9000円が生活費に使われ、黒字分の11万2000円が、預貯金や生命保険の掛け金のほか住宅ローンなどの返済に充てられた。

 世帯全体の貯蓄分布を見ると、200万円未満から4000万円以上にわたっており、平均値は1728万円。そのうち200万円未満の世帯が最も多く、世帯分布は貯蓄高の低い方に偏っており,約3分の2の世帯が平均値を下回った。

 貯蓄を種類別に見ると、定期預金が756万円と最も多く4割以上を占め、次いで生命保険など、普通預貯金、有価証券、社内預金や勤め先の共済組合などへの預貯金となっている。また、サラリーマン世帯をみると、定期預金が526万円と4割以上を占め最も多く、以下全世帯と同様の順になっている。

 全世帯の1世帯当たり負債高は平均501万円となっており、そのうち住宅・土地のための負債が434万円と大半を占めている。また、サラリーマン世帯の1世帯当たり負債高は平均616万円で、全世帯を115万円上回っている。そのうち、全世帯と同様、住宅・土地のための負債が561万円と大半を占めている。

 ◇平均収入…ボーナスなども含めた年間収入を12カ月で割った1カ月当たりの平均値。

【了】

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総務省(「家計簿からみたファミリーライフ」)