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具志堅氏の亀田批判に思う。日本人の美徳を取り戻せ!

【PJ 2006年06月30日】− 人気プロボクサー亀田興毅(19)に対し、東日本ボクシング協会の具志堅用高副会長が苦言を呈した件について、亀田選手の所属する協栄ジムの金平会長や、同選手の父史郎さんは怒りのコメントを発表している。

 今回の具志堅氏の発言を殆どのマスコミが「中傷」という表現を使って報道している。だがその中傷とされる内容を読むと「弱い外国人とばかり対戦しているのにコミッションがランキングに押し込んだ」「会見や計量で相手を挑発するような言動は慎むべきだ」などむしろ正論と言うべき事し書かれていない。

 今まで、亀田選手は計量時に何の遺恨も無い紳士的な対戦者に対し、声を荒げて恫喝するような行為を繰り返してきた。それを誉めそやすマスコミや、注意をしない協栄ジム関係者の方がむしろおかしいといえる。

 これに対するジム側の反論であるが、有効なのは「東洋太平洋王者にもなっている」というものぐらいで、あとは「具志堅氏は協栄ジムのOBなのに何故こんな事をいうんだ?」とか具体性を欠くものばかりである。強い相手を避けランキングに押し込んだ事は陣営も否定出来ないのではないか?

 実際、亀田陣営がフライ級世界王者ポンサクレックとの交渉決裂に到った理由は「王者が3千万円という破格の要求をした為」と発表されている。しかしその後、階級を下げて世界王者決定戦が決まると、亀田選手のファイトマネーは一億円になるという事だ。これでは「交渉決裂していないのではないか?」と勘繰られても仕方が無いだろう。

 この度、協栄プロモーションは、具志堅会長から謝罪がなければ、白井・具志堅ジムとの関係を断ち、マッチメークを行わない方針を明らかにした。協栄との関係の深かった具志堅・白井ジムとしては大きな痛手であろう。同ジム所属の選手が試合から干される事になるのは避けられそうも無い。だが、金銭的苦境に陥っても守らねばならない物が具志堅氏にはあったという事だろう。

 逆に協栄側は立場の強い者が言論弾圧しているようで、協栄ブランドのイメージダウンは避けられそうも無い。器の大きい対応を期待したい。

 騒ぎの渦中に巻き込まれた亀田興毅選手が、唯一冷静な対応をしていたのがせめてもの救いか。「言いたいなら好きなこと言うたらええ。ただ、悪いけどオレはそんなレベルやない」とクールな対応に終始していた。未成年なのに立派だと思う。私も少々見直した。恐らく幼少からボクシングに親しんできた亀田選手にとって、具志堅氏の批判は理解できるのだろう。だが実力で批判を跳ね返すという選手としての誇りも感じられた。どうかこのまま青少年の手本となるような風格あるボクサーになってもらいたいものです。【了】
※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 高田 良宇【 神奈川県 】
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