【ファンキー通信】科学的に証明? 3秒ルールは本当だった・・・!?

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 「3秒ルール」って聞いたことありますか? そう、「食べ物を落としても3秒以内に拾えば食べても大丈夫!」という、あの驚異のルールのコトです。子供の頃から暗黙の了解だったあのルール、なんと、アメリカでついにその正当性が証明されたらしいんです!

 とはいえ、研究されたのは3秒ルールならぬ「5秒ルール」。シカゴ在住の高校生とイリノイ大学の研究グループによって実験が行われ、「床に落ちた食べ物に病原菌が付着するまでには少なくとも5秒以上かかる」ということがわかったのだとか。無論、ベトベトした食べ物には、そうでない食べ物よりも早く細菌が付着するなど、食べ物や落とす場所によっても変化があるそうですが、一体どんな床場所だとアウトなんでしょう?
 
 「危険な菌がいる可能性の高さで決まるものなので、実際には床の材質よりも置かれた環境の影響が大きいでしょう。無菌室の床なら1日おいても大丈夫ですし、危険な菌の多い動物小屋やゴミ捨て場などの床なら、場合によっては落とさなくても空気にさらすだけで微菌はついてしまいます。日光が照りつける焼けたアスファルトなどは、比較的安全なのではないでしょうか」(研究職員)

 保存効果のある冷蔵庫に代表されるような常時低温(5度以下くらい)の場所や、逆に、高温や直射日光などの殺菌作用のある場所なら安全性が高いのだとか。ところで、日本では3秒ルール、アメリカでは5秒ルールと、国や地域によって幅があるのはなぜなのでしょうか・・・?

 「3秒以内であろうとなかろうと、落とした物にはバイ菌がつくもの。肝心なのは、その菌が人体に害を与える種類や量であるかなんです。なので、3秒で大丈夫なところは10秒でも15秒でも大丈夫で、3秒でダメなところは1秒でもダメなんじゃないでしょうか」(同)

 ちなみに、自分に3秒ルールが適用できるかどうかの判断は、「もしあなたがそこ(落とす場所)に手を着いて、その後オニギリを素手で食べるとしたら、(1)普通に食べれる→ルール採用、(2)簡単に手を洗ってから食べる→慎重派は不採用、一般人なら採用、(3)石鹸でゴシゴシ洗わないと後ろ髪ひかれそう→不採用、ということになるんじゃないでしょうか(笑)」(同)

 落ちた食べ物に息を吹きかける行為はほぼ無意味というが、水で洗うのは意外に有効なんだとか。風邪に手洗いが重要なのと同じで、思いのほか効果があるみたいですよ!(清川睦子/verb)

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