話し言葉としての日本語の乱れが指摘されて久しいが、5人中4人が「最近使われる日本語は乱れている」と思っており、正しい日本語を話す自信がない人は4人に3人。そんな結果が16日、千趣会<8165>が運営する「ベルメゾン生活スタイル研究所」の行った日本語に対する意識調査で明らかになった。

 調査は、インターネット上で5月19日から24日まで実施。同社のモニターに登録している20−59歳までの女性を対象に行われ、535人が回答した。

 日本語の乱れを感じる人は約8割にのぼったが、一方で「言葉は時代とともに変化していくもの」という意見も挙がった。また、7割以上の人が正しい日本を話す自信がないと答える中で、9割が「子どもの日本語教育に力を入れるべきだ」と回答した。

 嫌いな日本語の1位は「うざい」。そのほかにも「よろしかったでしょうか」、「萌え〜」などが挙げられた。好きな日本語では「ありがとう」がトップだった。【了】

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